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わぁ紫陽花が青く♪~中将姫の里~ライブや寄席も

奈良時代の女性ヒロイン〝中将姫伝説〟で知られる、和歌山県橋本市恋野の「恋し野 あじさい園」で、6月1日、紫陽花(あじさい)が色づき始めていて、あと2週間もすれば見頃を迎えそう。6月21日(日)には、同園で第8回「あじさいまつり」(入場無料、雨天決行)があり、同28日(日)には同園近くの恋野地区公民館で、第16回「恋し野寄席」(有料)が開かれる。今年も橋本・伊都地方はじめ近府県から、大勢の観光客や、寄席ファンでにぎわいそう。
恋野地区は、中将姫が隠れ住んだと伝えられる紀ノ川南岸の丘陵地。地元の人たちが、約20年前から本田池周辺で、紫陽花約50種5000本を植栽。丹精込めて育ててきた。
「あじさいまつり」は、中将姫旧跡保存委員会が主催、恋野地区公民館と橋本市観光協会が後援。今年の紫陽花は、例年より約1週間早く、5月下旬から色づき始め、すでに青い紫陽花は、散策道沿いや金剛山を背景に、鞠形(まりがた)に開花。旱(ひでり)続きだけに、「少し、雨がほしい」と呟いている様子。
「あじさいまつり」は、午前9時から開催。紀州紀ノ川太鼓が、オープニングと正午からの2回、和太鼓を演奏。午後1時~同2時には、橋本出身の人気歌手・ウインズ平阪さんの「トーク&プチLIVE」がある。
会場周辺では、恋野米や柿の葉ずし、餅、野菜、ソフトクリームの販売も行われる。問い合わせは恋野地区公民館(月曜休館)(電話0736・33・2458)。
一方、「恋し野寄席」は、午後1時半に開場、同2時に開演。テレビでおなじみの桂雀々さんや桂優々さん、すずめ家すずめさんが話芸を披露する。この地方寄席を企画した同市隅田町の割烹「勝一(かついち)」の中西修(なかにし・おさむ)さんは、「今年も紫陽花で心洗われ、落語で笑顔になってください」とPRしている。
入場料(運営協力金)は前売券2000円、当日券2500円。チケット販売は恋野地区公民館や、世話人・前田さん(電話090・1678・4734)、割烹「勝一」(電話0736・32・8717)。
写真はいずれも青く色づき始めた「恋し野 あじさい園」の紫陽花。


更新日:2015年6月2日 火曜日 00:00

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