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玉川峡で卯の花が満開♪~温泉客ら童謡口ずさむ

「卯の花(うのはな)のにおう垣根に♪」と、日本の童謡にうたわれた卯の花が、関西の秘境とされる和歌山県橋本市を流れる玉川(紀伊丹生川)沿いで満開になり、とくに大阪などの都市部から訪れる観光客の心を潤している。
卯の花は、アジサイ科ウツギ属の落葉低木。卯月(うづき=旧暦4月)に咲くことからそう命名され、茎が中空に伸びるので空木(うつぎ)とも呼ばれる。
この卯の花は今、橋本の市街地から高野山に向かう同市彦谷の国道371号の通称・狼頭峠(ろうどとうげ)や、玉川・犬戻りから同市宿の温泉宿泊施設「やどり温泉いやしま湯」にかけての沿川に咲き競い、その白い花は無数の紋白蝶が群がるようにも、幾つもの小滝が流れるようにも見える。
この季節、温泉客やハイカーに限らず、誰の口からも、思わずもれる童謡「夏は来ぬ」(作詞・佐々木信綱、作曲・小山作之助)。
玉川峡で生まれ育った「玉川峡を愛する会」代表の上西進さん(77)は「小さい時、父が卯の花の小枝を私に見せて、『これ何か知ってる?』と聞く。答えられずにいると、父は、『卯の花の におう垣根に ほととぎす 早も来鳴きて 忍音もらす 夏は来ぬ♪』と、歌ってくれました。この季節、父を思います」と述懐。「卯の花の見頃は、ここ2週間くらいでしょうか」と話していた。
写真(上、下)は橋本市彦谷の玉川「五六の淵」付近で咲いた卯の花。写真(中)は国道371号の通称「狼頭峠」沿いで満開の卯の花。

更新日:2015年5月30日 土曜日 00:00

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