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できた!産直市場「くにぎ広場」~畑ごんぼなど販売

和歌山県橋本市西畑の国城山中腹に地元特産の〝畑ごんぼ〟や〝畑ごんぼ寿司〟などを販売する産直市場「くにぎ広場」が完成し、4月29日、オープンする。場所は橋本市の紀の川・橋本高野橋から、高野山麓の赤瀬橋に通じる広域農道「紀の川フルーツライン」わきで、すでに4月上旬に仮オープン。ちょうど今は高野山開創1200年記念大法会中で、高野山にマイカーで向かう参拝・観光客らが立ち寄り、店頭の新鮮野菜や、町並みと山河の展望の良さに驚いている。
地元の人たちは江戸時代から国城山中腹の畑でごぼうを栽培。土壌が粘り強く、ここで栽培された畑ごんぼは、太くて長く、柔らかくて香りがよいことで名高い。その名も〝畑ごんぼ〟と呼ばれ、暫く途絶えていたが、数年前に区民が復活させ、昨年は約3000平方メートルの畑で約1・5トンを収穫。今では「橋本名物」として人気上昇中。
地元農家などでつくる「くにぎ広場・農産物直売交流施設組合」=岡本進(おかもと・すすむ)組合長、組合員37人=は、産地の再興と〝畑ごんぼ〟をはじめとする郷土の特産物の良さを知ってもらおうと、橋本市の協力も得て、直売所を建設した。
「くにぎ広場」は敷地約1400平方メートル、建物は木造平屋約100平方メートルで、隣にコンテナを設けた料理・加工場がある。市はトイレ(様式で男女各1つと障害者用)と駐車場(20台収容)を建設した。
店頭には畑ごんぼや畑ごんぼ寿司をはじめ、生シイタケ、サトイモ、ニンジン、ホウレン草、タケノコ、ワラビ、ヤマブキ、ハッサク、レモンなどでいっぱい。手作り木工品の万能台(腰掛、盆栽台、踏み台など)や、プランターも置いている。食堂・厨房では将来、うどんや畑ごんぼ寿司など、いろいろと料理を工夫しながら販売していく予定。
北隣のコンテナ内での料理・加工場では、同県新宮市熊野川町に〝あゆ工房〟を持つ元・橋本市職員の森岡康次(もりおか・やすつぐ)さんが、おいしくて健康的な〝畑ごんぼ茶〟を作る一方、シーズン入りすれば、熊野川の天然アユや野迫川の天然アマゴなどの塩焼き、熊野川の天然ウナギのうな丼などをつくり、その場で舌鼓を打ってもらう方針。
場所は国城山の中腹(標高約250メートル)で、見渡すと、左は九度山町の慈尊院付近から、右は紀の川・橋本高野橋付近まで、紀の川沿いの橋本の町並みがパノラマ状に展望できる。
森岡さんは「どこにも負けない地場産品を提供し、今夏はここで盆踊りを開催、紀の川サマーボールも、ここから見物できるようにしたい」と大はりきり。岡本組合長も「平成24年7月から、山麓で実験的に仮設の産直市場を開いてきましたが、今回やっと目的の店舗が完成しました。紀の川フルーツラインは、大阪や橋本から、とても便利な高野山・参詣ルートなので、ぜひ、くにぎ広場に立ち寄ってください」と言っている。
写真(上)は産直市場「くにぎ広場」でジャンボな畑ごんぼを披露する岡本組合長。写真(中、下)は広域農道・フルーツラインわきに仮オープンした産直市場「くにぎ広場」。

更新日:2015年4月12日 日曜日 00:01

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