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橋本の〝昔遊び〟体験~橋本小・児童の心豊かに

昔懐かしい竹馬やお手玉などの遊びを伝えようと、和歌山県橋本市古佐田の古佐田老人クラブ連合会=池永恵司(いけなが・けいじ)会長=は、1月27日、橋本市立橋本小学校=南知孝(みなみ・ともたか)校長=の子供たちに、終戦前後に流行(はや)っていた「橋本の昔遊び」を教えた。
これは社会科・総合学習の一環として実施。同小3年生の子供たち約50人が、多目的教室に集合し、同連合会の71~92歳の高齢者13人に、「よろしくお願いします」と、丁寧に挨拶した。
この後、運動場では、竹馬、輪ころがし、ポッコリ遊び、多目的教室では、お手玉、びゅーん回し、コマ回し、折り紙、蛙飛び将棋を体験。子供たちは「竹馬に乗ると、背が伸びた感じ」とにっこり、ビューン回しは、「ヒモを引っ張ると、ビューンと音がするよ」などと、大喜びだった。
竹馬などの遊具は、すべて池永会長ら会員が制作して持参。池永会長は「私たち子供の頃は、自分たちで遊具を作り、遊びを創意工夫して、みんな仲良く遊びました」と述懐。「でも、現代っ子は、テレビやスマホで、ゲーム遊びに夢中です」と少し残念がり、「昔遊びを体験すると、友達との直接交流、手作り遊具の感触、楽しい競い合いなど、きっと成長に役立ちます」と話していた。
写真(上)は竹馬乗りの体験をする橋本小学校の子供たち。写真(中)は楽しいビューン回し。写真(下)は慣れない手つきでお手玉体験。


更新日:2015年1月28日 水曜日 00:00

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