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まっせ・はしもと楽し~紀の国やっちょんやミニSL
和歌山県橋本市の商工・農林業の祭典「まっせ・はしもと」(同実行委員会主催)が11月9日、同市向副の紀の川グラウンドで開かれた。この日は、朝から時雨(しぐれ)があったものの、素人集団・橋本ちんどん笑会のチンドン屋が練り歩くなど、多くの市民は、河川敷を舞台にした晩秋の祭典を楽しんだ。
グラウンド一帯には、幾つものテントが林立して、計83の企業・団体が参加。マッシュルームや恋野米、富有柿、畑ごんぼ、地場野菜などを出品。焼きそば、タイ焼き、清涼飲料水などの店も並んだ。
アーチ状の入口付近では、案山子(かかし)コンクールを開催。少し行くと農林産物出品・品評会、特設ステージでは、紀の国やっちょん演武や、ひねキング&ひよこシスターズ・パフォーマンスが繰り広げられ、近くではミニSLが力強く子供たちを乗せて走る。さすがに家族連れが目立ち、子供たちが歓声を上げるたびに、親御さんの顔がほころんでいた。
畑野富雄(はたの・とみお)実行委員長(橋本商工会議所会頭)は、「きょうは市民の皆さんが、小雨などをふっ飛ばしてくれました。足元はやや濡れたものの、埃(ほこり)は立ちませんし、歩けば気温もちょうど頃合い。いい思い出になったと思います」と話していた。
写真(上)は特設ステージで披露される鮮やかな紀の国やっちょん演武。写真(中)は会場を練り歩くチンドン屋さんの行列。写真(下)はミニSL乗車を楽しむ子供たち。
更新日:2014年11月10日 月曜日 00:00