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わぁきれい♪~橋本市民菊花展~杉村公園の秋薫る

美しい自然に恵まれた和歌山県橋本市御幸辻の杉村公園・芝生広場で、第42回「橋本市民菊花展」が開かれ、大勢の家族連れや若いカップル、福祉施設の高齢者らが、深まりゆく秋を満喫している。主催者の橋本市民菊の会会長・矢野佳世子(やの・かよこ)会長(69)は「いずれの菊も、皆さんが丹精込めて育てた、大切な菊ばかり。じっくりご覧ください」と呼びかけている。会期は11月16日(日)=午前9時~午後4時=まで。入場無料。
展示会場は、芝生広場の通路両側に花壇を設け、立て簾(すだれ)で囲って、「大菊」「福助」「だるま」「懸崖(けんがい)」「学校」「総合」など各部門で、会員約40人が育てた計約500鉢の菊を展示。菊の花が断崖に懸(かか)るような形の「懸崖」、まさに福助人形のようにふくよかな「福助」など、瑞々しい赤や白、黄色の彩りを放っている。
今回の菊花作品の審査は、全国菊花連盟審査員の溝川久男(みぞかわ・ひさお)さん(奈良市)が行い、市長賞には大菊花壇の部で矢野会長、福助花壇とだるま花壇の両部は中前和代(なかまえ・かずよ)さんの作品に決定。その他、数々の受賞作とともに会場に飾られている。
この「橋本市民菊花展」は、県内最大級の菊の祭典で、開催地は大阪に近い紅葉の名所でもある。矢野会長は「この地方の福祉施設の利用者はもちろん、大阪から遠足の小学生たちも大勢きてくれます。菊を見て〝わあ、きれい〟と、感嘆の声を上げてくれたら、とてもうれしくなります」とにっこり。「最近は高齢化の中で、菊作りの方々も減少しているので、できれば菊を愛する会員が、もっと増えてほしいです」と話していた。
問い合わせは橋本市民菊の会事務局(橋本市商工観光課内=電話代表0736・33・1111)。
写真(上、中、下)は杉村公園で開催中の第42回「橋本市民菊花展」の風景。


更新日:2014年11月4日 火曜日 00:00

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