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10歳児童〝ハーフ成人式〟26日ナチュラルブレイク

第23回「橋本市ふる里よいとこ探しナチュラルブレイク~耳を澄まして生きものと対話する、休日の一日」(同実行委員会主催)が、10月26日(日)午前10時~午後3時、和歌山県橋本市御幸辻の杉村公園で開かれる。とくに今回は初の「2分の1 成人式~ぼくも わたしも 地域の一員」を開催。事務局の紀見地区公民館・藤田ひとみ館長は「素敵な公園の中で、秋のひとときを楽しみ、自然環境の大切さを学んでください」と、参加を呼び掛けている。小雨決行、荒天中止。

午前10時からの「ビオトープづくり」では、とんぼ池の清掃や小屋の整備を行い、同観察ツアーでは、野鳥に詳しいガイドの案内で散策、野鳥を観察する。同時に「10秒集中缶ピラミッド」では空き缶積み上げ競技を行うとともに、空き缶リサイクルでCO2排出が抑制できることを学び、「森の工作室」では、シュロでバッタ作り、紙漉きなどを体験する。

午前11時からの「森の中の音楽会」では、合唱集団「おとだま」が美しい歌声を披露。武川孝夫(たけがわ・たかお)さんは、角笛(つのぶえ)や葦笛(あしぶえ)、横笛など、自らの手作り楽器で演奏する。

午後0時半から開会式があり、平木市長が挨拶。同1時から「2分の1 成人式」を開き、城山、紀見、境原の3小学校の4年生約100人が参加。地域住民の一人であることを自覚、地域活動への参加の大切さを学ぶ。

式では、小林教育長の挨拶のあと、保育園、幼稚園児が「ハッピーソング」を合唱。「10年後の地域を考える」などの、児童生徒のメッセージ発表があり、城山小の「やっちょん踊り」、紀見小の「きいちゃんダンス」、境原和太鼓クラブの「お祝いの太鼓演奏」で盛り上がる。

このほか、「森のほっとステージ」として、園内の松林荘でのお茶席、松林庵での琴演奏、野外喫茶店の開設、手作り品の展示即売があり、模擬店では「かやくうどん」「炊き込みご飯」「小麦餅」なども並ぶことになっている。

問い合わせは橋本市紀見地区公民館(電話=0736・33・2302)。

写真(上)はかつて杉村公園で歌った合唱集団「おとだま」の風景。写真(中)は杉村公園の野鳥と自然の素晴らしさを満喫する参加者たち。写真(下)は「10秒集中缶ピラミッドゲーム」に挑む子供たち=昨年の光景。


更新日:2014年10月20日 月曜日 00:00

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