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万葉の郷でコスモス見頃~橋本市〝飛び越え石〟近く

万葉人が往来した〝飛び越え石〟で名高い和歌山県橋本市真土の落合川近くの畑で、コスモスの花が満開になり、真土区では「どうぞお気軽に、散策に来てください」と呼びかけている。
落合川には両岸から、巨石が一枚ずつ突き出していて、子供でも飛べる程度の巨石の間を、滔々と清水が流れている。万葉人は、徒歩または馬で、この巨石を飛び越え、大和~紀州を行き来していた、古(いにしえ)のロマンあふれる古里である。

真土区では「多くの人々に、この郷土の良さを…」と、約5000平方メートルの畑で、生ごみ堆肥や乾燥堆肥を使い、春は菜の花、初夏は蓮(はす)の花、夏はヒマワリ、秋はコスモスを栽培。そのうち約2000平方メートルのコスモス畑は、今、満開のシーズンを迎え、ピンクや白、黄色のコスモスの花が咲き競っている。

観光客は〝飛び越え石〟を渡ったり、河畔のコスモスを見物したり。野小屋を改築したトイレ付き休憩所で涼みながら、秋のひとときを満喫している。天候さえ良ければ、見頃は10月中旬まで続きそう。

場所はJR和歌山線・隅田駅から徒歩約15分。国道24号線わき。土曜と日曜は、そばの隅田クラブ(訪問介護)駐車場に車を止められる。

写真(上)は美しく咲いた真土区のコスモス畑の花々。写真(中)は満開の黄色いコスモス。写真(下)はコスモス畑の空に広がる秋の雲。


更新日:2014年9月17日 水曜日 00:00

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