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楽しいキャンプを♪玉川峡大清掃~愛好会員ら13人
アユ釣りやキャンプが楽しくできるようにと、和歌山県橋本市宿の玉川峡(紀伊丹生川)で、6月19日、「玉川峡愛好会」と、地元の温泉宿泊施設「やどり温泉いやしの湯」の従業員ら計13人が、川原の整備と清掃を実施した。
整備・清掃区間は玉川峡・五光の滝(ごこうのたき)~やどり温泉上流50メートル間の約1キロ。同区間は昨年9月の台風・豪雨で、キャンプ地には岩が転がり、ワイヤーが岩に巻き付き、ビニール袋など様々なゴミが引っかかっている。
この日、男女13人は、ワイヤーを鏨(たがね)とハンマーで切断して、岩から取り除き、川原に埋もれた石を掘り起こして、邪魔にならない場所へ搬出、ゴミ収拾に汗を流した。金属類1袋、可燃ゴミ4袋、その他、大型ゴミなど沢山の漂着物を収拾したので、アユ釣りの岩場も、キャンプ用の川原も、昔の美しい風景を取り戻した。
「玉川峡愛好会」は、今後さらに下流域でも、清掃奉仕活動に汗を流すことになる。
同会会員の石川純二(いしかわ・じゅんじ)さんは「今はアユ釣り、その後はキャンプの季節を控えて、大阪など都市部から、大勢の家族連れ、職場のグループがやってきます」と説明。さらに「ワールドカップ・ブラジル大会では、初戦で敗退後、日本人サポーターが、スタジアムを清掃し、世界中から称賛されました。玉川峡でもお互いにゴミの後始末を、きちんとしたいものです」と訴えていた。
写真(上)は「五光の滝」入口付近を清掃する「玉川峡愛好会」の会員たち。写真(中)は川原に埋もれた石を取り除き、キャンプ地を復活させる会員たち。写真(下)は玉川峡の清掃奉仕を終えた一行=背景は「やどり温泉いやしの湯」。
更新日:2014年6月20日 金曜日 00:00