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アイガモは働き者ね~園児ら植田に放鳥~無農薬だよ

〝アイガモ農法〟を実践している和歌山県橋本市恋野の辻本賢三(つじもと・けんぞう)さんの植田で、6月17日、市立すみだこども園の園児58人と市立恋野小学校の5年生児童7人が、各自1羽ずつアイガモのヒナを放鳥し、楽しいひとときを過ごした。

辻本さんは20数年前、妻が田んぼに散布した農薬を吸い込んだことが原因で、大阪府内の病院に入院。その時、業界紙で「アイガモ農法により、無農薬で農作物ができる」ことを知り、アイガモ農法研修会で受講のうえ実践した。今年で「アイガモ農法」は22回目になる。
この日、児童計65人が植田の畦道に整列。恋野小学校の児童が、先輩として〝放鳥の仕方の見本〟を見せた後、今度は、こども園の園児らが、生後12日のアイガモを水田に放つと、ヒナは喜んでダイビング。小さな一団となって、田植えして間もない、浅緑の苗の間を、自由に泳ぎ回った。

園児らは「カモの赤ちゃん、何か食べてる」「あら、泥かきしてる」「とても働き者ね」と、目を輝かせていた。アイガモは米作りの害虫を食べ、草をかき混ぜて除草、稲穂が出てくる8月中旬まで働くことになる。
辻本さんのアイガモ農法は、約60アールの水田で「合鴨米(あいがもまい)」を栽培、9月に全国出荷する。すみだこども園の佐々木和代(ささき・かずよ)園長は、「子供たちはアイガモとふれあい、貴重なお米作りの一つを、体験させてもらいました。園内では食事前に〝いただきます〟と感謝し、全員、ご飯を残さないよう、食育にも力をいれています」と話していた。
写真(上、下)はアイガモを放つ橋本市立すみだこども園の園児たち。写真(中)は水田を気持ちよさそうに泳ぎ回るアイガモの赤ちゃん。

更新日:2014年6月18日 水曜日 00:26

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