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どでかいニンニク初収穫~自然農法・中山さん出荷

和歌山県橋本市恋野の自然農法家・中山隆士(なかやま・たかし)さん(58)の畑で、6月10日、ジャンボニンニク(大蒜)の初収穫、初出荷が始まった。中山さんは「3年がかりで、無農薬栽培した、どでかいニンニクが出来ました。口に運ぶと、もっちりした食感、独特の甘味が、たまりません」と自慢している。

中山さんのジャンボニンニクは、直径6センチ前後の大きさで、この日、橋本・伊都地方の業務スーパーへ、1個あたり卸値360円前後で出荷した。

中山さんは平成23年(2011)9月、稲田の東側にある畑(約30平方メートル)に、わずか直径1センチ前後のジャンボニンニク約500個を植え、オカラや油かす、米ぬかなどを混ぜた独自の有機肥料を与えて栽培。ニンニクは1年後には約2センチ、2年後には4センチ、今年は6センチ前後と見事に玉太りした。

今は、自然栽培ならではの、野草風景の中で、紫色の数輪のニンニクの花が開花。中山さんは、開花の際、養分を奪われてしまったニンニクは、抜かずにそのまま残し、花の蕾(つぼみ)をつける直前の、養分の詰まったニンニクだけを収穫。さらに土をきれいに取り除いて、出荷作業に追われた。

中山さんは「ジャンボニンニクだけでなく、有機栽培した野菜は、すべて〝薬草〟というべきであり、〝医食同源(いしょくどうげん)〟と言えましょう。有機野菜づくりは、とても手間ひまが掛かりますが、〝安全安心の食〟と皆さんに喜んでいただければ幸せです」と話した。
問い合わせは中山さん(携帯電話=090・8520・2768)。

写真(上)は中山さんのジャンボニンニク畑と紫色のニンニクの花。写真(中)は収穫した有機栽培のジャンボニンニク。写真(下)は自然農法によるジャンボニンニク畑の風景。


更新日:2014年6月11日 水曜日 00:00

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