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国道371連休明け~通行止め!やどり温泉はOK

昨年の台風・豪雨で陥没・崩落した和歌山県橋本市宿の温泉宿泊施設「やどり温泉いやしの湯」付近の国道371号線は、昨年、仮復旧していたが、4月中旬に本復旧工事が再開されたことに伴い、5月7日から7月31日までの間「全面通行止め」になることになった。「やどり温泉いやしの湯」の西裕生(にし・ゆうき)支配人(26)は「たとえ国道が工事中でも、橋本市側からは、当温泉へ来られます。ぜひ遊びに来てくださいね」と言っている。

「やどり温泉いやしの湯」は、玉川(紀伊丹生川)沿いにあり、昨年の台風18号・豪雨による国道崩落現場は、同温泉上流約100メートル付近など5か所。国道が幅約5メートル、長さ35メートルにわたって陥没・崩落した。
和歌山県は、5日後には温泉下流域の国道の土砂を取り除く一方、橋本市街地~同温泉間の車の通行を再開。同時に上流の国道崩落現場についても流木を除去、1トン土嚢(どのう)約100個を積み上げ、大量の砕石を敷き詰めて、仮復旧させていた。

今回は、同温泉の高野山側の国道で、9月13日までの間、本復旧工事を実施。大型連休の後の5月7日~7月31日を全面通行止めとした。

このため、高野山への参拝は「やどり温泉いやしの湯」から出来ないが、九度山町やかつらぎ町側からは参詣できる。また、同温泉へは、九度山町市平~犬戻り間で通行止めになっているが、橋本市側からは往来することができる。

西支配人は「国道工事の期間中も、温泉、料理、宿泊はいつも通りなので、気軽にお越しくださいね」と言っている。

営業時間は「温浴施設」が午前11時~午後9時(最終入場は午後8時)、「宿泊施設」のチェックインは午後3時、チェックアウトは午前11時。休館日は毎週木曜日(ただし、7、8月を除く)としている。問い合わせは「やどり温泉いやしの湯」(電話0736・32・8000)(FAX0736・32・8300)。

写真(上、中)は仮復旧していた国道371号=やどり温泉の高野山側100メートル付近。写真(下)は玉川峡の「やどり温泉いやしの湯」。


更新日:2014年4月22日 火曜日 00:04

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