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〝区民交流の拠点〟次々完成~中将姫ゆかりの里

中将姫伝説で名高い和歌山県橋本市恋野の〝中将が森〟近くに「恋野区十班集会所」が完成し、4月12日、区民45人が集まって、竣工・祝賀会が開かれた。辻本賢三区長は「ここを住民の交流拠点とし〝体操教室〟を開くなど健康長寿も図りたい」と話した。
恋野区10班は19世帯・約80人が在住。同集会所は木造平屋で畳18畳の広さで、炊事場、トイレ、押入れがある。すぐ南側には平安時代の女性史ヒロイン・中将姫が観音様を祀り、姫が姿を映したという「姿見池」(すがたみいけ=蓮池)のある静かなところ。
この日、窪田静雄(くぼた・しずお)さんが司会進行役を務め、前班長の今北保彦(いまきた・やすひこ)さんが、辻本区長から土地の無償貸与を受け、地元の工務店や一級建築士の協力で完成したという経過を報告。
これを受けて、辻本区長が「玄関から上がるトイレ脇には(工務店のご好意で)安全な手すりを取り付けてもらい、また、ご寄贈の表看板には、元橋本市職員の中尾忠央(なかお・ただお)さんに揮毫していただいた」と謝辞を述べたうえ、「ここでは、4月16日から毎週水曜日に〝体操教室〟を開きます。皆さん有意義に利用してください」と祝辞。全員、乾杯と会食で完成を祝った。
恋野区では、平成24年度から、新しい集会所建設が進み、今回、5か所目が完成、もう1か所(四・五班合同)が26日に竣工式。残るは1か所のみとなっている。
辻本区長は「各班で〝サロン活動〟を企画、実施すれば、区民同士、楽しく交流できます。集会所を上手に活用したい」と話した。
写真(上)は完成した「恋野区十班集会所」。写真(中)は竣工・祝賀会で祝辞を述べる辻本区長。写真(下)はトイレ脇に取り付けられた安全な手すり。


更新日:2014年4月13日 日曜日 01:26

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