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町家の人形めぐり開幕~ちりめん細工つるし雛も

戦国武将・真田幸村ゆかりの和歌山県九度山町の〝真田のみち〟で、4月1日、まちを舞台にした「第6回 町家(まちや)の人形めぐり」が始まった。商店や民家に雛(ひな)人形や五月人形を飾っているほか、今回は手作りの〝つるし雛〟や、ジオラマ〝七つの昔ばなし〟の展示、楽しい〝かかし村〟など見所も多い。「人形めぐり」を企画した九度山住民クラブの阪井賢三(さかい・けんぞう)代表は「ごゆっくりご観覧ください」と呼びかけている。「人形めぐり」は5月5日までで、期間中午後4時まで。見学は無料。
雛人形や5月人形は、商店や民家約60軒に計約1000点を展示。とくに〝つるし雛〟は、地元の女性9人による「ちりめん倶楽部」(中矢さわ子代表)が制作。7段飾りの雛飾りの周囲に、日本古来伝統のちりめん細工の犬や鶴、花など約3000点が吊るされ、まばゆいばかり。
また、同住民クラブ副代表の梅下修平(うめした・しゅうへい)さん、西辻香(にしつじ・かおり)さんらが制作した〝七つの昔ばなし〟は、「ねずみの嫁入り」「金太郎」「はなさかじいさん」などの可愛い〝役者〟を配したジオラマで、近づいて見ると会話さえ聴こえてきそうな雰囲気。
〝かかし村〟は男性のウクレレに合わせてフラダンスを踊る豊満な女性や、椅子に座って庭の花々に見入る綺麗なな野良着姿の女性など、ほのぼのとしたものばかり。
阪井代表は「私たち九度山住民が、多くの方々と出会い、仲良くすることが、元気なまちづくりの源と考えています。今回も大勢の方々と楽しく出会えますように」と話していた。
なお、期間中の主な催しは次の通り。
▽4月13日(日)午後1時開場、同2時開演、九度山町中央公民館2階=浪曲と講談・本邦初共演 第1部「大石順教尼(おおいし・じゅんきょうに)一代記」=浪曲師・天光軒満月(てんこうけんまんげつ)さんと講談師・旭堂南左衛門(きょくどうなんざえもん)さんが、両腕を失くし口に筆をくわえて書画を書いた順教尼の物語をコラボで演じる。第2部 講談・旭堂南左衛門「西行法師歌行脚(さいぎょうほうしうたあんぎゃ) 鼓(つづみ)ケ滝」 浪曲・天光軒満月 「空海」。
入場は旧萱野家保存協力金として1枚2000円。すでに満員状態だが、問い合わせは旧萱野家保存会(0736・54・2411)。
▽4月19日(土)午後1時半から九度山町九度山郵便局近くの水道会館=大坂の陣400年特別企画「智将・真田昌幸公と幸村を語る会」(九度山住民クラブ主催)。大阪城天守閣・研究主幹の北川央(ひろし)氏を囲んで、「日本一の兵(つわもの)」と言われた幸村について、自由に話し合う茶話会。対象は小学校高学年~一般。参加無料。
参加申し込みは阪井代表(電話090・7889・6062、FAX0736・54・3073)。
写真(上)は「ちりめん倶楽部」が制作した見事な〝つるし雛〟の数々。写真(中)は楽しいウクレレとフラダンスのかかし。写真(下)はジオラマ〝七つの昔ばなし〟のうち、可愛い「ねずみの嫁入り」風景。

更新日:2014年4月2日 水曜日 00:06

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