橋本市長選公開討論会～４日開催～政策・人柄は？

３月１６日投開票の和歌山県橋本市長選を控えて、「橋本市の未来を考える」をテーマにした「橋本市長選公開討論会」(一般社団法人・伊都青年会議所　同実行委員会主催、ＮＰＯ法人　わかやま市民自治ネットワーク後援)が、３月４日(火)、同市高野口町の橋本市産業文化会館(アザレア)大ホールで開かれる。
テレビでお馴染みの足立基浩(あだち・もとひろ)・和歌山大学経済学部教授がコーディネーターを務め、立候補予定者に対し、今回初めて事前予告なしの〝ぶっつけ本番〟で質問する。石田源一郎・実行委員長は「だれに橋本市の未来を託すべきか慎重に考えてほしい」と、多数の参加を呼び掛けている。参加無料。
同市長選は同市議補選(欠員４)とともに３月９日(日)告示、同１６日(日)投開票。橋本市区の県議補選(欠員２)も同７日(金)告示、同１６日投開票される。
この討論会は「橋本市長選」に絞って開催。すでに元県議の平木哲朗（ひらき・てつろう）氏と元県議の岩田弘彦（いわた・ひろひこ）氏の２人が相次いで立候補を表明し、〝一騎打ち激戦〟の様相を呈していて、２人とも同討論会への出席を承諾している。
当日は午後６時半開場、同７時開会、同８時半閉会。檀上に向かって、左から手話通訳者、司会者、足立教授、立候補予定者（席位置はくじ引き）の順に並ぶ。足立教授は「行政改革」「教育」「農業振興」「経済対策」「医療」「福祉」など各分野について、インターネット(フェイスブック)で一般公募・選択した〝質問事項〟もまじえて質問する。その時の立候補予定者の応答ぶりから、郷土理解、政治力、実行力、ものの考え方、人柄などを知ってもらうことになる。
同実行委では、客席に定点カメラを設置。討論会の模様をすべて撮影し、その映像・音声は、日本青年会議所の運営サイト「ｅ―みらせん」で、後日発信する予定。
足立教授は、民放テレビの「ちちんぷいぷい」や「朝パラ」などで〝まちづくり〟についてコメントしたり、テレビ和歌山の「＠テレ和歌ニューススタイル」に出演したりしていて、茶の間のファンも多い。
同実行委では、過去の討論会は、質問内容を事前に立候補予定者に告知してきたが、今回はすべて事前告知なしで実施。「候補者の方々の政策や人柄を知って、選択の基準を明確にすると同時に、自分の住むまちの問題と、政治に興味を持ってほしい」と強調している。
問い合わせは同実行委（電話０７３６・４２・２６９０、ＦＡＸ０７３６・４２・２６９１）。
写真（上）は橋本市役所玄関わきに掲げられた橋本市長選、市議補選、県議補選の日程を知らせる懸垂幕。写真（中、下）は公開討論会に出席する平木哲朗氏=中=と岩田弘彦氏=下=のチラシ（写真位置は立候補の表明順）。

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