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元旦の気迫、居合道・演武~隅田八幡神社で奉納

和歌山県橋本市の「居合道愛好会」(山本文男会長)は平成26年元旦、同市隅田町垂井の隅田八幡神社(寺本嘉幸宮司)で「居合演舞」を奉納し、大勢の初詣客に武道の魂と形を見せた。
奉納したのは、山本会長率いる無双直伝英信流(むそうじきでんえいしんりゅう)4段・山本和樹(かずき)さん、無外流(むがいりゅう)4段・曽和睦雄(むつお)さん、神道無想流(しんとうむそうりゅう)3段・岡本洸聖(こうせい)さん、同2段・岡本佐織(さおり)さんの5人。
寺本宮司から、お祓いを受け、心身を清めた後、演舞を開始。剣士2人が向かい合い、一瞬の攻撃をかわして、相手を倒す「立ち技」「座り技」や、棒を使って相手を制す「棒術(ぼうじゅつ)」が、見事な呼吸で繰り広げられた。また、片手で剣をあやつる〝片手早技〟では、一瞬きらりと剣が光り、巻きわらの〝試し切り〟では、鋭い気迫もろとも、巻きわらが切り落とされた。
初詣客らは、日本独自の武道の姿を目の当たりに見て、息を呑み、演舞が終わると、大きな拍手が起きていた。
同愛好会によると、この居合道・奉納演武は、30数年前から続いていて、山本和樹さんは「心を込めて演武を行いました。居合道の気迫をご覧になり、新年の力強いスタートになればうれしいです」と話していた。
写真(上)は巻わらの試し切りをする山本和樹さん。写真(中)は立ち技を行う岡本洸聖さん、岡本佐織さん。写真(下)は巻わらの試し切りをする曽和睦雄さんと山本和樹さん。


更新日:2014年1月2日 木曜日 04:51

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