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浸水!やっちょん広場~21日営業再開めざす~

台風18号の豪雨で浸水被害に遭った和歌山県橋本市岸上のJA紀北かわかみ・産直市場「やっちょん広場」(丹下明弘店長)は、9月17日朝から、店舗内の整理作業を開始した。丹下店長は「電気系統の被害が大きく、復旧工事は大変ですが、21日・土曜日の営業再開をめざして頑張ります」と言っている。
同店は紀の川右岸の低地帯にある。台風豪雨で16日朝、紀の川に注ぐ北側の小河川や排水溝の水が溢れたため、駐車場はもちろん、店舗内も約40センチの浸水となった。
野菜類は毎夕、農家が引き取っているが、店舗内にはパソコン機器や冷凍・冷蔵庫などがあり、浸水のため電気系統が大きく被害を受け、パソコンや冷凍・冷蔵庫などが使えなくなった。
丹下店長はじめ従業員らは、17日朝から水浸しになったダンボール箱などを処理、コンテナ類の洗浄、店内清掃などを行い、全員てんてこ舞い。電気系統については、専門業者が早期復旧に取り掛かっている。
同店は、橋本・伊都地方だけでなく、大阪、奈良両府県からの客も多く、中には「閉店中」と知らずに訪れ、従業員から「今のところ営業再開のメドも立っていません」と聞かされて、残念そうに帰る姿も見受けられた。
同店は2年前にも、台風12号によるの豪雨被害を受け、5日間休業しており、丹下店長は「今回も同じように被害は大きいのですが、電気系統を早く建て直し、店舗内外の消毒もしっかり行います。今のところ、はっきりしたことは言えませんが、21日(土)の営業再開を目指しています」と言っている。
問い合わせは同店(電話0736・33・2500)へ。
写真(上、中)は21日の営業再開を目指す「やっちょん広場」。写真(下)は「やっちょん広場」と水量の減ってきた紀の川。


更新日:2013年9月17日 火曜日 14:47

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