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台風~やどり温泉が孤立~土砂崩れで国道寸断

台風18号による大雨、洪水、暴風警報、土砂災害警戒情報が和歌山県橋本市に出された9月16日朝、同市北宿の温泉宿泊施設「やどり温泉いやしの湯」に通じる国道371号の上下2カ所で土砂崩れが発生し、宿泊客と従業員が孤立状態になっている。
橋本市防災推進室や同温泉関係者の話によると、温泉前の玉川(紀伊丹生川)沿いに国道371号が走っているが、同日朝、上流100メートル付近で、国道が長さ約20メートルにわたって、数メートル下の玉川に崩落。下流の同市犬戻りから橋本方面約500メートル付近でも土砂崩れが発生。玉川峡の県道も土砂崩れで埋まったほか、玉川沿いの道路は、至るところで大量の流木が堆積。車の通行ができなくなっている。
このため、同温泉の宿泊客13人、従業員4人の計17人が完全に孤立し、食糧や飲料水はあるものの、身動きがまったくとれない状態で、和歌山県はパワーショベルなどを出して、土砂や流木を取り除く、復旧作業を急いでいる。
やどり地域振興協会の上西進理事長は「やどり温泉の上流の国道崩落は、復旧工事に3か月~6か月かかりそうで、その間、このルートでは高野山へは行けない。犬戻り方面の土砂崩れは、1、2日程度で復旧出来そうでもあり、身動きできない宿泊客は、なんとか戻れそうです。皆さんが、なるべく早く帰られるよう、県に早期復旧をお願いしています」と話した。
一方、玉川上流の高野町富貴地区でも、玉川の水が大量に溢れ、川沿いの住宅が軒並み床上、床下浸水。住民は後始末に汗を流している。
なお、橋本市に出ていた大雨、洪水、暴風警報などは、同日夕に解除され、改めて注意報が出された。
写真(上)は橋本市犬戻り付近の国道371号わきの山で起きた土砂崩れ現場の状況。写真(中)は玉川沿いの道路は流木が堆積して車は走れない=写真は橋本市商工観光課・提供。写真(下)は普段の温泉宿泊施設「やどり温泉いやしの湯」=手前は玉川。

更新日:2013年9月16日 月曜日 14:35

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