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学文路の名所旧跡を歩こう~29日、秋満喫~

世界遺産・紀伊山地の霊場と参詣道の玄関口、和歌山県橋本市で、9月29日(日)、「橋本市 文殊の旅!学文路まち歩きツアー」(全9キロ)が行われる。橋本市観光協会の畑野富雄会長は「歴史ロマン漂う名所旧跡を訪れ、秋の散策を楽しんでください」と呼びかけている。
同協会が立案・後援し、同市岸上369の6の紀和観光案内所が企画・実施する。
当日は午前9時半、南海高野線・学文路駅を出発。学文路苅萱堂~長栄堂~高野街道 かむろ大師~ヒロ画廊~学文路天満宮~くにぎ広場~風香ガーデン(昼食=ガーデンランチ)~定福寺~応其寺~竹虎堂・紀の川製菓~午後5時頃にJR・南海橋本駅に到着予定。
例えば学文路苅萱堂は、平安時代の父子哀話・石堂丸物語ゆかりの寺で、和歌山県有形民俗文化財。内部には物語を伝える〝絵解き絵馬〟などを掲示。かむろ大師は高野街道にある。ヒロ画廊は、絵画や陶器などの逸品を紹介しているギャラリー。
学文路天満宮は、学問の神様・菅原道真公を祀っていて、受験シーズンには近畿各地から、大勢の中学・高校生、保護者らが参拝する。定福寺は高野山参詣の黒河道(くろこみち)の入り口にあり、内部には平安期の本尊・阿弥陀如来座像、境内には鎌倉期の九輪の塔がある。
応其寺は戦国時代、豊臣秀吉の高野山攻めを鎮め、紀の川に架橋、高野参詣、水運、塩市を活発にした応其上人(おうごしょうにん)の里寺。
風香ガーデンは、民家をカフェに改造した空間で、窓から緑のガーデンが見え、四季折々の手作りランチを味わえる。長栄堂、竹虎堂、紀の川製菓は橋本スイーツの老舗で、くにぎ広場は地域産品の直売所。
参加者には記念品として、木製で「橋本市 学文路」とレーザー焼きし、名前蘭を空白にした「五角ネームプレート」(橋本産品・ふわふわボア付き=650円)が進呈される。
小雨決行で、当日は橋本観光ガイドの会の会員が案内。「天候などでコース変更や中止になる場合もあり、健康状態のすぐれない方は、参加をご遠慮ください」と言っている。
参加費は1人2500円。募集人員は40人。先着順で定員になり次第、締め切られる。申し込み・問い合わせは橋本市観光協会(電話0736・33・3552)へ。
写真(上)は学文路苅萱堂の石堂丸物語を伝える「絵解き絵馬」。写真(中)は参加記念品「五角ネームプレート」。写真(下)は学文路天満宮。


更新日:2013年9月7日 土曜日 09:25

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