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まあきれい!「十五夜うさぎ」~女性ら押絵作り

お月さまがもっとも美しい秋…。和歌山県橋本市の橋本地区公民館で8月22日、「十五夜うさぎの〝かんたん押絵〟教室」が開かれ、女性たちが手芸のひとときを楽しんだ。
講師は橋本市社会福祉協議会のボランティアサークルで活躍中の手芸家・前野美保子さん。この日、公民館が市販の押絵材料を用意、手芸が大好きな女性たちが材料費600円を払って参加した。
女性たちは、前野さんの丁寧な指導を受けながら、ハサミや接着剤などを使って、ちりめん布やフェルト型抜き、白ボン天などの材料で、かわいい押絵を完成させた。
押絵「十五夜うさぎ」は、紺色の土台に金色の満月、2本の薄(すすき)、月見団子、緑の草、それに白うさぎを配した図柄で、かぐや姫でもあらわれそうな雰囲気。参加した主婦の萬屋三千代さんは「手芸が大好きなので、押絵作りはとても楽しいです。この作品は玄関に飾ります」とにっこり。
前野さんは約15年前から、高齢者施設や病院などに人形などの作品をプレゼントし、〝手芸教室〟に出向いて手ほどきするなど、手芸ボランティアとして活躍。「手芸は完成させる喜びとともに、そのまま作品を持ち帰り、自宅に飾る、友人にあげる喜びもあります」と話した。
同公民館の山本直子館長は「かんたん押絵の教室は、2月に〝お雛さま〟、5月に〝鯉幟〟を作り、今回で3回目。次は12月に〝月うさぎ〟を予定しています。日時は未定ですが、皆さん、誘い合わせて、どんどん参加してくださいね」と言っている。
写真(上)はかんたん押絵に取り組む萬屋さん(左)と講師の前野さん。写真(中)はかんたん押絵の完成作品=上は「十五夜うさぎ」、左は「お雛さま」、右は「鯉幟」。写真(下)はかんたん押絵作りを楽しむ女性たち。


更新日:2013年8月22日 木曜日 15:53

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