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近畿最大級のマッシュルーム施設完成〜橋本・恋野

無農薬のマッシュルームを栽培する近畿最大級の株式会社「恋野マッシュルーム」(芋生孝治社長)のマッシュルーム栽培棟・作業棟・事務所が橋本市恋野1529に完成した。和歌山県内では初めての施設で、8月19日に竣工式を行い、9月1日から稼働する。
同社は昨年9月、芋生社長ら恋野地区の農家8人と、マッシュルーム栽培・加工で名高い有限会社舟形マッシュルーム(山形県舟形町長沢)が共同で設立した。資本金3000万円。
恋野地区の高台約7000平方メートルに、マッシュルーム栽培舎10棟(計約900平方メートル)、作業棟2棟(計約200平方メートル)、事務所(約60平方メートル)を建設。約20台の駐車場スペースもある。総事業費約3億2000万円(うち国1億円、橋本市1200万円)で、今年2月に着工していた。
同社はパート従業員20人を地元雇用、マッシュルームの生産・加工を行い、西日本に出荷する。マッシュルームのほか、きのこ農産物の生産・加工とともに、廃床培土も販売。近い将来には地元の社会福祉法人・知的障害者就業支援施設「夢あじさい」への支援事業として、パッケージやダンボール加工を依頼することになっている。
マッシュルーム栽培舎では、かいこ棚式(5段)の床にシートを敷き、そこに〝有限会社舟形マッシュルームで、有機肥料や大豆の搾りかすなどで作った培地と菌を乗せ、農薬を一切使わず、空調管理して栽培。当面、舟形のベテランが栽培指導し、年間約240トンを生産する。
ジャンボマッシュルームは、特大で直径15センチと通常の10倍の大きさ。うまみ成分のアミノ酸含有量はシイタケと同程度、グアニル酸は同2・5倍。強い個性や香りがないので、相手の食材を殺さずに引き立てる。独特の歯ざわり、食感が好評を博している。
竣工式は同施設で午前10時に開会。仁坂吉伸知事や木下善之市長、国会議員、県議、市議、商工農林関係者ら約150人が参加。施設内見学の後、和歌山マリーナシティーロイヤルパインズホテルのカーロ・エ・カーラ料理長、シェフの斉藤実氏らによる「試食会」が開かれ、マッシュルーム入りの料理を味わうことになっている。木下市長は「先ず大勢の方々にマッシュルームを味わっていただき、その良さをアピールしていただきたい」と語った。、
舟形マッシュルーム関係の知人を通じて、恋野地区の農家とともに、舟形へ施設見学に行き、今回のマッシュルーム施設建設につなげた橋本市経済部農林整備課の梅本利樹主幹は、「ここで栽培される無農薬で安全安心のマッシュルームは、きっと消費者に喜ばれますし、地元の農業振興や雇用促進にもつながります」と話していた。
写真(上)は三方から見た恋野マッシュルームの栽培舎・作業棟・事務所。

更新日:2013年7月25日 木曜日 16:25

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