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高野山・青葉まつり近し〜青葉娘ら幸せ呼ぶ散華〜

霊峰・高野山(和歌山県高野町)の宗祖・弘法大師(空海)の降誕を祝う恒例の「青葉まつり」(降誕会)が、6月15日(土)、高野山で開催、14日(金)の前夜祭は法燈(ねぶた)行列もあり、今年も全国から集まった大勢の参拝・観光客でにぎわいそう。
15日は、大師教会で法要が営まれた後、正午頃から高野山・一の橋~高野山真言宗総本山・金剛峯寺の約1・5キロ間の目抜き通りで、「花御堂渡御」「稚児行列」「大師音頭」「紀の国やっちょん」など約1500人の行列が練り歩く。
途中、今年の〝青葉娘〟に選ばれた金剛峯寺職員の福森弓佳さん(24)、高野山観光協会職員の村田朱さん(21)、紀陽銀行行員の池田晴奈さん(24)、高野町役場職員の柏田珠恵さん(26)の4人が、華やかな「花御堂渡御」に千早装束姿で登場。曳行される山車の上から、沿道の善男善女に幸せを呼ぶ「散華(さんげ)=絵札まき」を行う。
午後2時からは、金剛峯寺の松永有慶座主・管長や木瀬武治・高野町長が挨拶し、最後に祝いの「大餅投げ」をしてしめくくる。
14日の前夜祭は恒例の「法燈行列」が行われ、若者たち手作りの法燈(ねぶた)10数基が山内を練り歩くことになっている。
標高約850メートルの高野山は、ちょうど青葉の美しい季節。青葉祭は国内外からの参拝・観光客で大賑わいとなる。
<高野山へのアクセス>
南海高野線で、難波駅(特急こうや)〜極楽橋(ケーブルカー)〜高野山駅=約1時間30分。高野山駅(南海りんかんバス)〜千手院橋=約15分。
問い合わせは高野山観光協会(0736・56・2616)
写真(上)は昨年の青葉まつりで青葉娘による「散華」の風景。写真(中)は今年の青葉娘4人のお披露目風景。写真(下)は高野山を練り歩く弘法大師像(ねぶた)。


更新日:2013年6月11日 火曜日 20:57

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