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国指定「紀州へら竿」の祝賀釣大会や竿工房見学

和歌山県橋本市の名産品〝紀州へら竿〟が国の伝統的工芸品に指定された「祝賀記念 釣り大会」が、6月2日(日)、同市清水の隠れ谷池で行われる。また〝前日イベント〟として「紀州へら竿の工房見学」&「世界遺産・高野山探訪」の日帰りツアーも行われる。
紀州製竿組合が主催、橋本市と橋本市観光協会が共催。祝賀記念釣り大会は、午前6時に隠れ谷池で受付を始め、受付開始から釣りを開始。釣り座は抽選となる。
同7時から開会式があり、竿師の紹介や釣り説明の後「懇親釣り大会」を開催。同10時半から地元の食材を使った昼食を味わい、午後1時から「竿師を含む団体戦」があり、同2時40分から表彰式が行われる。
参加資格は、紀州製竿組合員の竿を使っている人で、竿を持っていない場合は、無料で竿を貸し出す。雨天決行。参加費は5000円(釣り料金、昼食代含む)。問い合わせは紀州製竿組合の田中和仁組合長(携帯電話090・2014・1130)。
また、前日イベント(6月1日)は、紀和観光案内所が企画・実施、橋本市観光協会が立案・後援する。午前10時半、橋本商工会館に集合し、同11時から竿工房で、竿師の仕事を見学。正午から橋本商工会館で昼食の後、午後1時から農産物直売所「やっちょん広場」に立ち寄り、同2時半から高野山・壇上伽藍で真言密教のシンボル根本大塔や、弘法大師・空海が入定しているといわれる奥の院・御廟を拝観する予定。同5時、高野山を出発し、同6時半に橋本商工会館で解散する。
雨天決行。参加費は3000円。問い合わせは橋本市観光協会(電話0736・33・3552)。
「紀州へら竿」は、経済産業大臣指定伝統工芸品に指定され、田中組合長は「へら竿を生み育てた先輩に感謝し、へらぶな釣り愛好家とともに〝楽しい祝賀の集い〟にしたい」と言っている。
写真(上)は高野口町商工会と高野口商工同友会がパイル織物とへら竿を素材に制作、橋本市に寄贈したパイルコラージュ「隠れ谷池の風景」。写真(中)は橋本市商工観光課に陳列された紀州へら竿。写真(下)は祝賀釣大会が開かれる駐車場整備中の隠れ谷池。


更新日:2013年5月29日 水曜日 08:27

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