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玉川峡でアマゴ釣り解禁~垣内さん4時間で20匹

渓流釣りファン待望の「アマゴ釣り」が3月3日、和歌山県橋本市、高野、九度山両町を流れる玉川峡(紀伊丹生川)で解禁になり、近隣各府県から多くの太公望が訪れた。
温泉宿泊施設〝やどり温泉いやしの湯〟前では、同市神野々の垣内良平さん(59)が、夜明けとともに釣りを開始。約4時間でイクラをエサに20~23センチのアマゴ約20匹を釣り上げた。
垣内さんは、20歳の頃から、全国各地でアユ、アマゴ釣りを楽しむ渓流釣りのベテラン。「きょうは水量が多すぎますが、お陰で、まずまずの釣果です。獲物のアマゴは、友人に分けたり、塩焼きにして家族で味わったりします」と、にっこり話した。
玉川漁協の上西進組合長は、「1週間前に宿から塩ノ瀬橋間の約50か所で、約370キロ5000匹のアマゴの成魚を放流。また、毎年6月に放流しているアマゴの稚魚も、その一部は〝天然もの〟に育っています」と説明。「ただ、解禁初日は、雪解け水や数日前の雨で流れが早すぎて、太公望の皆さんは、ポイント探しに大変です。それでも垣内さんは、岩陰の適度の淀みをうまくとらえてくれました」と喜んでいた。
遊漁料は日券2100円、年券4200円。問い合わせは同漁協(0736・54・4640)へ。
写真(上)は23センチのアマゴを釣り上げ笑顔を見せる垣内さん。写真(中)は〝やどり温泉いやしの湯〟前の玉川でアマゴ釣りを楽しむ垣内さん。写真(下)は垣内さんが4時間で釣り上げた見事なアマゴの数々。


更新日:2013年3月3日 日曜日 13:08

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