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柿の木坂「絵本の家」オープン~紀見小学校内

和歌山県橋本市の「柿の木坂・絵本の家」が、同市柿の木坂の市立紀見小学校(佐藤昌吾校長)内に開設され、2月6日、紀の国わかやま国体および大会マスコット「きいちゃん」も登場して、オープン記念式が行われた。
この「絵本の家」は、橋本市紀見地区公民館の図書室の分室。平成6年(1994)に柿の木坂の民家に創設され、その後、集会所に移設。地元の図書ボランティアが運営業務に協力してきた。
佐藤校長から「この際、当校の空き教室を利用しては」と提案があり、図書ボランティアや保護者らは大喜びで、1階教室へ移設。図書ボランティアらは約1年がかりで、畳(18枚)や本棚、机などを寄贈し、同校の絵本約1000冊と絵本の家の約1200冊を合わせて約2200冊を整え、再スタートすることとなった。
この日、これまで活躍してきた図書ボランティア2人と公募により新しく加わった3人、それに約20人の親子らが参加。紀見地区公民館の若尾成俊館長が、「絵本の家」の創立から現在までの経緯を説明し、「自由に運営して、楽しい絵本の家にしてください」と挨拶した。
この後、図書ボランティアが「だるまさん」や「もったいない ばあさん」の〝絵本読み聞かせ〟を行うと、子どもたちは目を丸くして、絵本に見入っていた。また、マスコット「きいちゃん」が登場すると、子どもたちは驚いて、泣いたり笑ったり。やがて落ち着いて、「きいちゃん」に握手を求めていた。
「絵本の家」の開館時間は、毎週水曜日の午後1~3時。絵本の貸し出しも行う。それ以外の日については、同小学校の児童たちが、自由に利用することになる。
若尾館長は「このような図書室の分室は、もともと公民館・図書室から、離れた地域に開設しています。お互いに楽しく交流し、子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごしていただきたい」と話した。
写真(上)は「柿の木坂 絵本の家」オープン記念式で「きいちゃん」と触れあい大喜びの子どもたち。写真(中)は図書ボランティアによる〝絵本読み聞かせ〟を楽しむ保護者と子どもたち。写真(下)は「きいちゃん」と記念撮影する図書ボランティアや保護者と子どもたち。


更新日:2013年2月6日 水曜日 20:19

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