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竹馬や輪転がしに歓声~児童ら〝昔遊び〟学ぶ

竹馬や輪転がし、ペッタンコなど、昔懐かしい子どもの遊びを次世代に伝えようと、和歌山県橋本市古佐田の「古佐田老人クラブ」(池永恵司会長)は2月4日、地元の橋本市立橋本小学校(南知孝校長)の3年生児童と〝昔遊び交流会〟を開いた。
この日は、小雨模様だったため、同校体育館に同老人クラブの会員約10人(70~80歳代)と児童44人が集合。児童らは早速、高齢者の指導で、昔遊びを体験した。
青竹を伐って作った「竹馬乗り」、自転車のリムを使った「輪転がし」、いろんな図柄の絵札をひっくり返す「ペッタンコ」、手作りのお手玉を投げる「お手玉」など、昔懐かしい遊びばかり。児童ら失敗を繰り返しながら、やがて〝昔遊びの天才〟になり、歓声が上がっていた。
同老人クラブは、児童たちに昔のご飯炊き、風呂焚き、季節の行事などを紙芝居で披露。約3年前からは、昔遊びを教えている。
池永会長は「私たちが子どもの時代は、テレビもテレビゲームもないので、竹馬や竹とんぼ、何でも自分たちで作って遊びました。自分たちで創意工夫して、遊び道具を作り、みんなで仲良く遊ぶこと。それはとても大切なことだと思います」と話していた。
写真(上)は池永会長に竹馬乗りを教わる女の子。写真(中)は、お手玉に挑む児童たち。写真(下)は、上手に回すのが難しい輪転がし。


更新日:2013年2月4日 月曜日 19:10

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