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ひょうたんランプ~闇と光の宇宙~山口さん展示

〝ひょうたんランプ〟作家の山口洋子さん(和歌山県橋本市城山台)の作品を集めた「ひょうたんランプ店 YOKO堂」が、1月25日、同県紀美野町三尾川寺原482の藁(わら)と土で造った「ストローベイルハウスARU」など3棟で始まった。28日(月)まで。入場料は1人500円だが、会場の庭で斧(おの)を使い、薪(まき)を3本割れば無料となる。山口さんは「ひょうたんランプが放つ光の中で、静かに何かを感じてください」と来場を呼びかけている。
ひょうたんランプは、山口さんが本物のひょうたんにドリルで大小・無数の穴をあけ、観自在の抽象的な模様を描き、内部に灯をともすと、まばゆいばかりの光を放つ、独自のランプ作品。
会場の「ストローベイルハウスARU」は、夫で舞台照明デザイナーの暁さんが、延べ約50人の仲間たちと、廃材の木や竹で骨格を造り、周囲に藁ブロックを積み上げ、発酵土を3度塗りこんで仕上げた円筒形の建物。近くには3畳敷きの「TATAMI HOUSE」と藁ブロックを収めた「わら小屋」も建てている。
同展では「ストローベイルハウスARU」に長さ13センチ~1・1メートルの作品24点、「TATAMI HOUSE」と「わら小屋」に各1点を展示。来場者は、懸命に薪割りをした後、山口さんの案内で、作品を鑑賞している。
「ストローベイルハウスARU」に入ると、円筒形の内部は真っ暗闇。その真ん中で巨大ひょうたん、壁面沿いで中小のひょうたんが、銀河のように光彩を放っている。「TATAMI HOUSE」では、巨大ひょうたんが1つ置かれ、畳の中央に手で叩くと〝水琴窟(すいきんくつ)〟のように響く楽器もある。
山口さんは「私たちは、ふだん、忙しく生活していますが、ここは、静寂の宇宙空間といいますか、ひょうたんランプの世界の中で、その雑念を払い、ご自身と向き合っていただけたら」と、作家としての思いを述べていた。
ひょうたんランプ・山口洋子さんのネット検索は「YOKO堂」で。写真(上)は山口さんの「ひょうたんランプ展 YOKO堂」で美しい光を放つ作品の数々。写真(中)は会場の真ん中に展示された巨大ひょうたんランプ。写真(下)は山口暁さんらが構築した「ストローベイルハウスARU」や「畳ハウス」や薪置き場。

更新日:2013年1月26日 土曜日 10:05

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