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玉川峡に紅葉・黄葉…〝やどり温泉〟初冬の景色
関西の奥座敷、高野山麓の和歌山県橋本市、高野町、九度山町を流れる玉川峡(紀伊丹生川)は、11月17日、ここ数日来の冷え込みで全山色づき、初冬の鮮やかな風景を見せている。
橋本市北宿の市設民営・温泉宿泊施設「やどり温泉 いやしの湯」周辺では、もみじが真っ赤に燃え立ち、食事や湯上り客らが、連れ立って見物。
〝五光の滝〟近くの同川では、〝玉川四十八石〟の名石のひとつ、猩猩岩(しょうじょういわ)付近で、紅葉、黄葉が風になびいている。
玉川沿いをマイカーで走ると、桜や櫨(はぜ)、銀杏(いちょう)など、全山まさに錦織り成す絵画のような光景で、ドライバーらは、車を止めて深呼吸。
やどり地域観光相談員で玉川漁業協同組合長の上西進さんは「今年の紅葉は、いきなりの寒さで、格別鮮やかです。紅葉は玉川〝四十八石〟と似合っていて、絵にも俳句、短歌にもなると思いますよ」と話していた。
写真(上)は玉川峡の猩猩岩を彩る紅葉。写真(中)は「やどり温泉いやしの湯」近くの玉川峡を彩る紅葉の数々。写真(下)は全山色づき初冬の風景。
更新日:2012年11月19日 月曜日 16:40