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ひとと紀館の〝人気の銭湯〟25日、営業再開

和歌山県橋本市高野口町大野1807の1のエコパーク・紀望の里にある銭湯・農家レストラン・直産市場「ひとと紀館」の銭湯は、機械故障により休業していたが、10月25日、2週間ぶりに営業を再開。利用者は「これでまた安価で心地よい風呂に入れる」と喜んでいる。
「ひとと紀館」は昨年4月、紀望の里(約1万3500平方メートル)に新築オープン。木造平屋475平方メートルで、太い柱や梁で頑丈に構築され、銭湯のお湯は、南西にある橋本周辺ごみ処理施設「エコライフ紀北」の余熱を活用。男女それぞれ15人が入浴でき、洗い場は6人分をゆったりと間仕切りしている。
橋本市によると、入浴客はオープン後1年間で4万3315人を数え、当初予想の約2・5倍の大繁盛ぶり。入浴客は「料金が安い」「シャワーの勢いがいい」「よくぬくもる」などと称賛している。
ところが、今回初めて、ろ過器に不具合が生じたため、10月10日から休業。表に「2週間程度、休業します。農産物は販売します」という意味の看板を立てた。これを知らずにマイカーで訪れた大勢の銭湯ファンは、「ここでの入浴が、いつもの習慣になっていたのに…」と、残念がっていた。
10月25日に営業を再開すると、従来通り銭湯は、平日が午後3時から午後9時(閉館)。土曜、日曜、祝日が午後1時から午後9時(閉館)。休館日は毎週月曜で、月曜が祝日の場合はその翌日、および12月31日~1月3日。銭湯の利用料は一般(中学生以上)250円、小人(3歳以上小学生以下)130円、橋本市・伊都郡在住の70歳以上の人は130円。
また、農産物直場所では、新鮮な野菜や果物、花を販売し、農家レストランでは、季節野菜を食材にした日替わり定食や、ソフトクリーム、コーヒーなどを安価で提供する。
「ひとと紀館」は、京奈和自動車道の高野口インターから北約1キロ。国道24号・大野交差点から北へ約1・5キロ。問い合わせは「ひとと紀館」(0736・26・7227)
写真(上、中、下)は10月25日に2週間ぶりに営業再開となった「ひとと紀館」の銭湯。


更新日:2012年10月25日 木曜日 12:10

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