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園児に〝あるくめんきょしょう〟…歩行ルール習得

和歌山県橋本市の県警橋本署・駅前交番と同市市民安全課、地元ボランティアは9月18日、同市立橋本東保育園で、来春、小学校に入学する園児らに〝歩行ルール〟を指導。保育園は全員に可愛いい「あるくめんきょしよう」などをプレゼントした。
同園の年長組み園児16人が参加した。橋本小学校は来春、約300メートル離れた橋本中学校に統合されるため、新しい通学路を知らない園児も多く、保護者らは交通事故を心配している。
そこでこの日、橋本駅前交番の中川樹理巡査が〝まもろうね!「止まる」「見る」「まつ」のおやくそく〟という紙芝居風のイラスト10枚を使って、道路の安全な歩き方をわかりやすく説明。園児らは中川巡査の〝言いつけ〟を素直に聞き、「ハーイ」と元気にこたえていた。
また、室内に特設された信号機や横断歩道、標識などの〝模擬道路〟で、中川巡査が道路横断の手本を見せて渡ったあと、園児らは信号、そして右左右をしっかり確認したうえ、和歌山県警のマスコットキャラクター〝きしゅうくん〟と手をつなぎ、もう一方の手を高々と上げながら渡った。
最後に、園児一人ひとりに「あるくめんきょしょう」と、〝歩行の注意点〟を描いた〝ぬり絵本〟を手渡すと、園児らは大喜び。前谷明子園長は「子どもたちはぬり絵で、きょう学んだことを復習しますし、〝免許証〟はランドセルに掛けて歩きます。いろんな方法で、子どもたちを交通事故から守りたい」と話した。
写真(上)は〝きしゅうくん〟と手をつないで横断歩道を渡る園児。写真(中)は橋本駅前交番の中川巡査から紙芝居風の写真・イラストで〝歩行ルール〟を学ぶ児童たち。写真(下)は児童らに贈呈された「あるくめんきょしょう」とぬり絵本。


更新日:2012年9月18日 火曜日 20:43

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