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紀の川〝カッパまつり〟ファイナル…いい思い出に
今夏で最後となる「紀の川カッパまつつり」が9月1日(土)、和歌山県橋本市高野口町の紀ノ川河川敷(九度山橋下・高野口側)で開かれる。小雨決行、荒天時は同2日に順延。主催者の同実行委員会は「会場内に駐車場がないので、公共交通機関を利用してください」と呼びかけている。
先ず、午後0時半から、産業文化会館・アザレア大ホールで、人間の世界に迷い込んだ河童(かっぱ)のクウと一人の少年のファンタジー、映画「河童のクウと夏休み」を上映。全席自由席・無料で、主催する財団法人・橋本市文化スポーツ振興公社(同文化会館)は、「おまつりの前に映画を見よう♪」と入場整理券を配布。
ステージイベントは午後2時55分、開会宣言があり、橋本市消防団高野口方面隊がセレモニー。その後、8時40分まで、トランペット演奏(キャトルフィーユ①)、きのかわ支援学校の太鼓演奏、アコースティックギター(浦部陽介さん)、キッドビクス(スプラッシュ)、木の国庚申太鼓演奏、紀の国やっちょんなどが繰り広げられる予定。
会場イベントは午後3時から、メインオブジェの噴水の放水で始まり、かき氷や唐揚げ、ビールなどの模擬店を出店。ミニSLや金魚すくいなどの遊園地、ヘリコプターによる町内遊覧、ペダルボートによる紀の川遊覧、河川敷に特設の水槽でアユのつかみ取りなどを開催。午後8時40分頃から約30分間、約3000発の花火を打ち上げることになっている。
紀の川カッパまつりは、今夏で15回目だが、来夏は先に祭典を終えた「第62回紀の川まつり」と統合することが決まっており、単独開催はこれが最終となる。主催者側は「ぜひ参加して、いい思い出にしてください」と言っている。
問い合わせは紀の川カッパまつり実行委員会(高野口町商工会)=☎0736・42.2943=。
写真(上)はカッパまつりが会場の紀の川堤防に飾られた灯籠=向こうは九度山橋。写真(中)は紀の川堤防に並べられたカッパまつりの灯籠=向こうはテントが張られた会場。写真(下)は高野口町の高野口駅前の大通りに飾られたカッパまつりの灯籠。