ニュース & 話題

「パズルみたいで面白い」児童ら組子細工に挑戦

和歌山県橋本市の市立紀見小学校で、8月24日、郷土工芸の〝六角組子細工(ろっかくくみこざいく)〟教室が開かれ、木工芸家・池田秀峯(しゅうほう=本名・秀孝)さん(65)の指導を受けて、小さな手作業で集中力や思考力の大切さを学んだ。
〝紀州高野山組子細工〟は、和歌山県指定の県郷土伝統工芸品。池田さんは、独自の組子細工に取り組み、高野山の風景や太地のクジラなど、さまざま絵柄の欄間(らんま)や額、屏風(びょうぶ)などを製作。繊細で優美な作風が評価されている。
この日、池田さんは富士山の絵柄の額作品などを掲示。参加した1~6年生の児童約30人に、作品の一部分である〝六角組子〟を見せて、「こんな小さなものですが、これを作るには、先ず組子細工が好きなこと、作るときは心を集中することが大切です」と説明。
児童らは、池田さんから配られた、細かいヒノキ材を机上に並べ、「こうかな」「ちがうな」などと、首をひねりながら、ヒノキ材を組み立てた。最後に麻の葉の絵柄の組子をはめて完成すると、池田さんに「できたよ」と大喜びで報告。3年生の下田朋花さんは「組み立てるのは難しかったけど、それはパズルみたいで面白かった」とにっこり、池田さんは「子どもたちのいい思い出になってくれれば」と話した。
紀見小学校では8月1日~31日、「わくわくサマー教室」を開催。食育なら柿カレー作り、体育ならグラウンドゴルフ、研究なら算数数学「追求の鬼になろう」、音楽ならオカリナ演奏など、計約60教室を開講。
佐藤昌吾校長は「子どもたちに夏休みを有意義に過ごしてもらおうと企画しました。幅広い分野から、専門の先生方に指導していただいているので、子どもたちにはいい勉強になっていると思います」と話した。
写真(上)は六角組子作りに挑戦する子どもたち。写真(中)は子どもたちに紀州高野組子細工について説明する池田さん。写真(下)は出来上がった六角組子=大きなのは〝額〟作品。

更新日:2012年8月24日 金曜日 15:55

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事