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竹灯籠2000基〝宝蔵寺灯火祭〟地域活性化誓う

和歌山県橋本市の国城山周辺の活性化を目指す同市西畑区民らは8月18日、地元の高野山真言宗・宝蔵寺で先祖を供養する恒例の〝灯火祭(とうかさい)〟を営み、平成27年(2015)の高野山開創1200年記念大法会に向けて、地域発展に尽力しようと心に誓った。
西畑区は約40世帯150人。各家庭から有志が出て、国城山系の竹を切り出し、長さ10~25センチに輪切り、または斜めに切って竹灯籠(たけどうろう)約2000基を制作。
宝蔵寺の本堂わきに「高野山開創1200年記念大法会」と染めた垂れ幕を掲げ、手前に「ガンバロウ」と記し、そこから竹灯籠を並べて、つづら折りの参道を作った。また、本堂や寺全体を竹灯籠で囲み、境内や参道にも置いて照らした。
永楽寺(清水区)住職でもある下田住職が読経し、これに続いて区民約50人も読経・合掌、先祖を迎えた。松本光生・西畑区長が「平成27年には高野山開創1200年記念大法会があり、和歌山国体も開かれる。同年には紀の川左岸幹線農道(橋本高野橋~紀の川市間)も完成予定であり、区民の総力で活性化に取り組みましょう」と挨拶。区民らは先祖代々を供養し、食事を共にしながら歓談、郷土の発展に尽くそうと心に誓い合った。
最後に境内で、願文を巻いた竹筒を燃やして〝送り火〟とし、下田住職が読経する中、区民らが先祖代々に手を合わせ、今ある幸せを感謝した。
国城山周辺の活性化に取り組んでいる〝プロムナード国城〟の徳田勝治代表は「畑ごんぼの復活や炭焼き窯の築造などに取り組んできたが、将来は〝くにぎ広場・農産物直売交流施設組合〟が、農免道路わきに農産物直売・農家レストラン・加工体験・観光交流センター開設する方針です。きょうの灯火祭は、全員、頑張ろうという雰囲気で、とても有意義でした」と喜んでいた。
写真(上)は竹灯籠鵜の灯火に向い先祖供養する女性たち。写真(中)は宝蔵寺・灯火祭に集まった善男善女たち。写真(下)は下田住職の読経の中、あかあかと燃える境内の送り火。写真はいずれも徳田勝治さん撮影。

更新日:2012年8月19日 日曜日 20:14

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