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水彩・油絵・書作品展…3グループ同時開催
「第8回光彩の会展」「楽描(らくがき)会展」「百之会展」の3つの絵画・書の展覧会が4月20日(金)、和歌山県橋本市東家の橋本市教育文化会館4階で始まった。22日(日)まで。入場無料。
光彩の会展は、若い頃、橋本市内のアトリエで水彩画の勉強をした洋画家・内田英雄さん(和歌山県すさみ町4328)と、内田さんに師事する弟子12人の作品計50点を展示。
世界的な数学者・岡潔博士の絵本「岡潔博士ってだぁーれ」を制作した、童話作家で県教委教育委員の佐藤律子さんも、アジサイや果物などを描いた作品5点を出展している。
内田さんは毎月2回(第2、第4木曜)午後1時~5時、橋本地区公民館(橋本商工会館内)で水彩画を指導。「気軽にご覧ください」と言っている。
「楽描会展」は画家の鈴木源二さんと、鈴木さんに師事する弟子8人の計約60点を展示。鈴木さんが「いのり」(F100)「塔の見える路地」(P6)など9点、弟子たちは秋田美子さんの「樹」(F50)、森脇さんの「どこまで伸びる」(F12)など、一人7点前後を出展している。
「百之会展」は、会員28人の書作品78点と、会員6人の焼き物など12点の机上作品を展示。大胆な墨絵のように書かれた中畑光雄さんの「開」や、まさに今、ほとんどの人が感じている防野宗和さんの「込めたる祈りとどけたい」、月光を抱くように心澄んでいるという意味の酒中典子さんの「抱月」の書など、訪れる人たちを魅了している。
「光彩の会展」と「百之会展」は午前9時~午後5時(最終日は午後4時)まで、「楽描会展」は午前9時半~午後5時(最終日は午後4時)まで。
問い合わせなどは「光彩の会」=0736・32・3676(岡本さん)。「楽描会展」=0736・32・1752(鈴木さん)。「百之会展」=0736・32・8404(河盛さん)。
写真(上)は「光彩の会展」で佐藤律子さんの水彩画作品を見る女性たち。写真(中)は机上作品や大作の書が展示された「百之会展」。写真(下)は見事な油絵や水彩画が並ぶ「楽描会展」。