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初午…餅も鯖も投げる~善男善女〝幸〟拾う

初午(はつうま)の日の2月27日午後、和歌山県橋本・伊都地方でも、大権現・愛宕山や商店、民家などで恒例の〝餅まき〟が行われ、まく人、拾う人、それぞれが今年の幸せをいただいた。
橋本市東家3丁目、真言律宗・妙楽寺(岩西彰真住職)所領の愛宕(あたご)大権現・愛宕山では、地元有志でつくる「あたご会」(笹山積穂会長、78人)が〝餅まき〟を主催。
厄年の会員を含む11人が、境内に設けた舞台(高さ約2メートル)から、前日、境内でついた紅白の餅や、お菓子などを投げると、待ち構えていた善男善女約150人が、「わーっ、こっち、こっち」「もっと遠くまで投げて」などと大騒ぎ。〝餅拾い合戦〟を繰り広げた。
大人はもちろん、子どもたちは、餅やお菓子類でビニールをいっぱいにして、「こんなに拾った」と自慢。かわいい笑顔を見せていた。
笹山会長は「あたご会は2006年12月に発足し、この〝餅まき〟を復活させて、今年6回目。他に1月の〝どんど焼き〟8月の盆踊りなども復活させ、日本の伝統を大切にしています」と話した。
一方、同市賢堂の奈和建設(乾芳之社長)では、鯖(さば)などの魚類や、生のラーメンを、透明のビニール袋に詰めて、紅白の餅とともに一斉にまくと、集まった人たちは「どこにもない珍しい〝餅まき〟や」と大喜びだった。
また、初午前日の26日が、日曜日だっただけに、同市橋本の紀ノ川・北詰の〝御剣(みつるぎ)大明神〟前では、1日早く〝餅まき〟が行われ、元気よく幸せを拾い上げていた。
地元住民の一人は「御剣大明神は、70年ほど前、橋本市古佐田の庚申山(こうしんさん)に移された際、疫病が流行(はや)り、あわてて戻された経緯がある。餅を拾うなら、御剣大明神前に限ります」と明るく笑っていた。
写真(上)は愛宕山の餅まきに活気づく善男善女たち。写真(中)はビニール袋いっぱいの菓子類に大喜びの子どもたち、写真(下)は初午の〝餅まき〟が行われた。愛宕山。

更新日:2012年2月27日 月曜日 22:47

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