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雛人形105体…各家庭から集合~JR妙寺駅舎

和歌山県かつらぎ町のJR和歌山線・妙寺駅の駅舎内にある伊都観光物産センター「マルシェ」(岡本寿夫社長)で、各家庭から集めた「雛人形まつり」が開かれている。岡本社長は「とても素朴な展示とは思いますが、乗降客の皆さんが立ち寄って、見てくれています」と話している。
妙寺駅は木造平屋の無人駅。同センターは2004年7月に世界遺産に登録された町内の丹生都比売(にゅうつひめ)神社(本殿、楼門、境内)をPRしようと、駅舎の空室約70平方メートルを借り受けてオープンした。
店内では地元産の「柿酢」「ごま豆腐」「金山寺味噌」「米油」などを販売するとともに、丹生都比売神社などを掲載した観光パンフレットを置いて、駅に降り立った観光客に配布。〝様々な郷土の見どころ〟を紹介している。  
〝雛人形まつり〟は今年初めての試み。町内の各家庭で、使われなくなった雛人形の提供を呼びかけ、集まった105体の雛人形を、店内に設けた雛壇に展示。3月15日まで飾ることにしている。
この雛人形は、いずれも各家庭で、かわいいむすめの成長を願い、大切に飾られてきた品々。岡本社長は「旅の途中、日本の伝統や、春の訪れを感じてもらえたら」と話している。
写真(上)は「マルシェ」に飾られた雛人形。写真(中)は「マルシェ」に置かれている町の物産品。写真(下)はJR和歌山線・妙寺駅(右が伊都観光物産センター「マルシェ」)。


更新日:2012年2月26日 日曜日 08:10

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