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施設に手作りタオル贈り10年…和田さん表彰

約10年間にわたり、タオルや雑巾を作り、合計約3万5000枚を福祉施設に贈り続けてきたとして、公益社団法人「小さな親切」運動本部(本部・東京、田中義具代表)は1月12日、和歌山県橋本市橋谷の和田みち子さん(85)に小さな親切実行章を贈り、そのボランティア精神と実践を讃えた。
和田さんは18歳の頃から洋裁を身につけた。約10年前、看護師として福祉施設で働いている長女から、「入所者の体を拭くタオルがあったら助かる」と聴いて、、「皆さんのためになるなら」と決心。早速、布の端切れでタオルを作り始めた。
これには多くの友人、知人が協力してくれ、端切れを持参してくれる。和田さんは、ひたすら、これをハサミで縦約30センチ、横約20センチに裁断して、体を拭きやすいように加工。また、ミシンを使って雑巾も作り、1~2か月に1回、贈り続けてきた。
これまでの贈呈総数は、同市隅田町の養護老人ホーム「国城寮」(稲本博寮長)にタオル約3万枚、同市柱本の身体障害者療護施設「リハビリ橋本」(田倉妙子理事長)に雑巾約5000枚にのぼるという。
この日、和田さんは両施設に、師走から作ったタオルと雑巾を届け、「国城寮」で稲本寮長から「小さな親切」実行章を伝達された。稲本寮長が「いつも入所されている方々に喜ばれるタオルを贈呈してくださり、ありがとうございます」と、お礼を述べると、和田さんは「喜んでいただけてうれしいです」と、にっこり笑った。
また、「私のもとに端切れを持ってきてくれる方々のお陰で、このようにタオルが作れます。このことは内緒にしてきたのですが、とうとう皆さんに知られてしまいまして。これからも出来る限りがんばります」と話した。
写真(上)は端切れをハサミで切りそろえる和田さん(中)はミシン掛けする和田さん(下)は稲本寮長にタオルを手渡す和田さん

更新日:2012年1月13日 金曜日 02:01

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