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辰年に誓う(8)高野口地区公民館・中谷館長

橋本市立高野口地区公民館(〒649・7205 和歌山県橋本市高野口町名倉813の2=電話0736・33・3111)。2008年(平成20)4月、新築移転。館長=中谷維志さん(62)

記者「高野口は担当範囲がひろいのですね」
中谷館長「そうです。2006年(平成18)に、旧高野口町と橋本市が合併し、地元に行政機能がなくなりました。当館は、大きく分けて高野口、応其、信太の3地区の、実に広範囲を担当していますので、職員数は、私と行政に詳しい職員1人を含め計6人です。他の公民館の倍で対応しています」
記者「その体制で、日々の仕事、いかがですか」
中谷館長「当館の利用者は90団体、年間約3万6000人にのぼり、昼間だけでは、公民館スペースが足りないので、夜間も運営します。当然、職員は交代で夜間勤務となります」
記者「なるほど、ご苦労されているのですね。ところで、当館の、特徴ある事業を紹介していただけますか」
中谷館長「JR和歌山線・高野口駅での〝ステーションギャラリー〟は珍しいでしょうね。ここには地元サークルや市民の絵画、書などの作品を展示しています」
記者「JRと契約して、駅をギャラリーに。乗降客も立ち寄るので、楽しそうです。ほかにはいかがですか」
中谷館長「高野口駅から国道24号にかけての高野口駅前通りで〝歩行者天国〟というイベントがあります。もちろん車を通行止めにして、かわいい八幡神社の稚児行列がある、中学・高校生のブラスバンドが、元気よく演奏行進する、全国優勝している〝キッドビックス〟の女の子が、演舞を披露する…。フリーマーケットも開いている」
記者「すごい盛り上がりようでしょうね」
中谷館長「参加者は約2000人にのぼり盛大です。大いに〝町おこし〟になっています。産業文化会館(アザレアホール)で開く文化祭も盛大ですよ。会場には絵画や見事な菊(懸がい)など、大勢の方々が見事な作品を出展され、参加者は約3000人にのぼります」
記者「それはすごいです」
中谷館長「なにしろ、1年に1回のこの日、作品発表するのを楽しみにして、作品制作されるといいますから、皆さんの情熱を感じますよ」
記者「ところで、高野口は日本一のパイル織物の産地。とくに昔は富豪ぞろいでにぎわったと聞いています」
中谷館長「そうです。これは当館ではなく、高野口小学校の主催ですが、〝いま昔プロジェクト〟という事業があります。小学生を一日だけ休暇にして、まちなかを練り歩かせる。10数サークルの500~600人が協力して、子どもたちは、神社仏閣を訪ねたり、戦時中のフィルムを見たり、地元の人が所蔵する須恵器に触れたり。郷土を愛する心がすくすく育っていると思います」
記者「なるほど。学校では学べない、大切な勉強です。さて、今年の抱負はいかがですか」
中谷館長「とにかく〝まちおこし〟になる事業、企画を実行したいと思っています。市民の方々の協力をお願いします」
写真(上)は歩行者天国で演舞を披露する〝キッドビックス〟(下)は高野口地区公民館

更新日:2012年1月13日 金曜日 21:47

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