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〝ひねキングカレー〟開発~橋本商工会議所が発売
味わい深い〝ひねどり〟の骨付きモモ肉1本を入れた「ひねキングカレー」が開発され、11月11日(金)、〝ひねどり〟の本場、和歌山県橋本市の橋本商工会議所から新発売される。岸田俊規・同会議所専務は「ひねどりのレトルトカレーは、ちょっと珍しいし、とてもうまいですよ」と、胸を叩いている。
橋本市は和歌山県内の鶏卵の約半分を担う産地。それだけに〝ひねどり(卵を産まなくなった鶏)〟が多いので、硬いながらも、旨味(うまみ)の深い〝ひねどり〟の活用を模索。ついに「ご当地レトルトカレー」開発に成功したという。
〝ひねキングカレー〟の内容量は、300グラム(一般的レトルトカレー200グラムよりボリューム大)。金額は橋本市内では600円、ネットショップは630円(いずれも税込み)。橋本市のJR南海橋本駅前の「はしもと広域観光案内所」や、同市高野口町の地元産品直売所「よってって」、それに橋本商工会議所で販売する。ネットショップは構築中。
同会議所は、「ふるさと雇用再生特別基金事業」(厚生労働省)を活用し、2009年から〝ひねメニュー開発〟に取り組み、現在、同市内17店・36メニューが参加し、市内の飲食店で食されている。今回の、家庭の食卓にのる〝ひねメニュー〟は、初めてとなる。
同会議所の大熊肇さんは「材料費が高くついているので、食品関係者から、この値段では採算が合わないのでは、と言われますが、ひねどりの本場なので、値段をぎりぎりまで抑えました」と話した。
問い合わせは橋本商工会議所=担当・大熊さん(電話0736・32・0004、ファックス0736・33・3326)。
更新日:2011年11月3日 木曜日 01:22