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「美」「香」うらら市民菊花展~橋本・杉村公園
秋うららかな季節、和歌山県橋本市御幸辻の杉村公園・芝生広場で「橋本市民菊花展」(同市主催)が開かれ、観光客の心を和ませている。出展している橋本市民菊の会(矢野佳世子会長、約60人)では「ゆっくりご観覧下さい」と言っている。会期は11月13日(午前9時~午後4時)まで。入場無料。
芝生広場の通路両側には、立て簾(すだれ)で囲った花壇を設置。約20人が「懸崖(けんがい)」や「三鉢(さんぱち)」、「だるま」など8部門で、丹精込めて育てた菊花が、日本古来の「美」と「香」を競い合っている。
とくに見事なのは、矢野会長の特別出品コーナー。自然石で〝枯山水〟の庭を作り、その周囲に〝滝〟のように流れる細かな菊の懸崖や、大小様々な色、形の菊が〝わが世の秋〟を謳歌している。
また、老人ホーム「国城寮」のお年寄りや、柱本小学校などの児童らが、この季節めざして世話をしてきた菊や、美しい菊の中に「がんばろう○日本」と書いたプレートを立てた花壇などもある。11月3日には、橋本市長賞などの受賞作を決める審査が行われる。
大阪府堺市から訪れた高橋一美さん(75)は、「姉妹4人でハイキングに来ましたら、菊花展にめぐり会いました。幸運のうえに心が癒されました」と明るく笑っていた。
同公園では10月30(日)(午前10時~午後3時)、「橋本市ふる里よいとこ探
更新日:2011年10月26日 水曜日 16:18