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郷土史家が歴史書1365冊寄贈~図書室が充実

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図書寄贈で充実した「あさもよし歴史館」の図書室
    図書寄贈で充実した「あさもよし歴史館」の図書室
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図書寄贈で充実した「あさもよし歴史館」の図書室
    寄贈されたのは素晴らしい歴史書ばかり
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寄贈図書を整理する奥・学芸員
    寄贈図書を整理する奥・学芸員

和歌山県橋本市野516の「あさもよし歴史館」に、同市の市史編纂委員で郷土史家の北尾清一さん(93)から1365冊の図書寄贈があり、同館は1階の図書室の書棚に並べた。ほとんどは古書店でも入手し難い歴史専門書で、同館の学芸員・奥裕香子さん(33)は「お陰さまで図書室が充実しました。どうぞ気軽に閲覧に来て下さい」と言っている。
寄贈図書は各寺院の古文書を収録した「高野山文書」(高野山金剛峯寺)全7巻、江戸時代の風景画を満載した「紀伊名所図会」全4巻、高野紙や陀羅尼助(薬)など詳細に記した「紀伊続風土記」全5巻、県内の市町村史・各巻など、貴重な図書ばかり。
また、戦国時代の「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」(近世日本国民史)計13冊については、終戦後、旧制伊都中学校の当時校長から「GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)に焼却処分されないように」と頼まれ、教諭だった北尾さんが大切に保存してきたエピソードもある。
さらに、北尾さんが学生時代に友人と収集を競ったという、表紙が茶色になった岩波文庫の文庫本も収蔵。「季寄せ」(大野林火、安住敦編)や「日本神話」(上田正昭著)などもあり、同館はこれらを図書室中央の書棚に飾った。
北尾さんは今年6月、「橋本市図書館には書籍が沢山あるが、あさもよし歴史館には少ない。ぜひ歴史館を発展、図書室を充実させてほしい」と、寄贈を申し出た。さっそく市教委職員らが北尾さん宅に所蔵されている、膨大な図書を搬送。やっと目録作りと整理を終えたという。
北尾さんは、中学校を退職後も、教育向上に尽力。和歌山県教育賞や橋本市教育功労賞、同市文化賞を受賞。9月27には、木下善之市長から感謝状を受けている。
「あさもよし歴史館」の話では、図書室はもちろん閲覧無料で、奥・学芸員が希望の本をさがし、利用者は2階の研修室や廊下の椅子で読書している。奥・学芸員は「今回、貴重な国史大辞典(全14巻)もいただきました。橋本市図書館にはありますが、ここにはなかったので、皆さん、ここと橋本市図書館を行き来しなければなりませんでした。とても充実しましたので、大いに活用をお願いします」と言っている。
問い合わせは同館(0736-33-0211)


更新日:2011年9月29日 木曜日 15:36

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