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〝反射材〟で車から〝護身〟を…橋本署など高齢者に
「反射材で交通事故から自分の命を守ろう」と、和歌山県橋本市の高齢者・勉強グループ「福寿教室」(松原規代会長、約20人)は、9月15日、橋本市教育文化会館3階で、警察官や日本郵便の社員から「反射材の使い方」を学んだ。
60~80代の15人が出席。日本郵便・橋本支店集配課長の角谷雅司さんと、同総務主任の森下哲次さんの2人が、ライトが当たると光る〝蛍光タスキ〟の使い方を指導。濃紺の制服姿の森下さんに、角谷さんが蛍光タスキを掛け、「私たちは昼夜、こうして運転者に、自分の存在を知らせ、車から身を守っています」と説明。「これを身につけると、60から130メートル先から見えます。100円ショップでも購入できるので、これで自分を守ってください」と話した。
また、和歌山県警橋本署・駅前交番所長の岩戸誠也警部補は、自転車のスポークや手押車、ショッピングバッグ、靴のかかと付近に〝反射材〟を取り付けたり、貼り付けたりする方法を説明。「昼間も反射材を取り付けておくと事故予防に効果がありますが、今後、秋から冬に向って日増しに日が短くなるので、夜間はとくに〝反射材〟が大事になります。反射材で自分がいることを、ドライバーに知らせてください」と話した。
この後、橋本市社協ボランティア(関西ハーモニカ連盟理事)の澤田敏晴さんが、NHKドラマ「おひさま」で演奏された「月の砂漠」と、伊豆大島が舞台の「波浮の港」などをハーモニカ演奏。お年寄りたちが昔を懐かしむように聴き入っていた。
更新日:2011年9月15日 木曜日 18:48