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クイズ形式で〝交通安全〟習得~お年寄り40人
「お年寄りが交通事故に遭わないように」と、和歌山県橋本市の古佐田老人クラブ(池永恵司会長)と橋本署・駅前交番(岩戸誠也所長)は8月22日、地元の古佐田地区公民館で、クイズ形式による交通安全教室を開いた。
同老人クラブの「ニコニコ会」のお年寄り約40人が参加。先ず、体操担当の土肥貞夫さんの指導で、全員、椅子に座ったままの簡単な体操でからだをほぐした後、岩戸所長が「横断中も周囲に目配り」「車の陰から渡らない」「酒に酔ったら出歩かない」などと、〝交通安全10の心得〟を説明した。
クイズ形式では、各自、紅白2本のうちわを用意。岩戸所長が「橋本署管内の今年(8月18日まで)のこう交通負傷事故は何件か。100件以上は白、以下は紅のうちわを上げてください」というふうに出題。お年寄りの回答の後、岩戸所長が「157件です」と正解を述べた。
こんな調子で、お年寄りらは「同死亡事故は1件1人」「県全体の負傷事故は3750件4670人」「うち死亡者数は32人」「うち65歳以上は20人」などという数字を教えられ、「やっぱり高齢化とともに、車には気をつけんとなあ」と、心に刻んでいた。
更新日:2011年8月22日 月曜日 13:37