ニュース & 話題
〝水魔〟に注意の立看板~橋本川で地元住民ら
冷たい水が恋しい季節…、和歌山県橋本市古佐田の古佐田人権サークルと、JR南海橋本駅前にある橋本署・駅前交番は7月13日、地元を流れる橋本川堤防に、水難防止の看板5枚を立てて、子どもたちに注意を呼びかけた。
看板は同市山田の元デザイナー小林由美子さん(50)がボランティアで制作。約50センチ四方の板に黄色の字で「キケン! !」、黒字で「あそばないで! !」と書き、水に溺れている子どものイラストを描いた。
同サークルと駅前交番のお巡りさんらは、暑い日差しの中、高さ約2メートルのクイのついた看板をハンマーで打ちつけ、2枚を古東橋上流2か所、同下流3か所に立てた。同川は紀ノ川に注いでいて、子どもたちが水遊びする姿もみられる。
同サークルでは「かつてこの川で子どもがけがをしたことがあり、7年前から毎年、看板を立てていますが、その後、幸い水難事故もけが人もありません。流域の住民同士、子どもたちが水魔に遭わないよう、監視することが大切と思います」と話した。
更新日:2011年7月13日 水曜日 14:42