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猛暑克服へ「きゅうり加持」~22日に妙楽寺
猛暑の季節を無病息災に過ごす「きゅうり加持(かじ)」の祈祷(きとう)が、7月22日午後7時から、和歌山県橋本市東家3丁目3の24、妙楽寺(岩西彰真住職)で初めて行われる。
加持とは神仏のご加護=ご利益(りやく)=、祈祷とは神仏に呪文(じゅもん)を唱えて祈ることで、「きゅうり加持」の祈祷は、土用丑(どよううし)=7月20~23日=に、きゅうりを人の体に見立てて、不動明王に供え、無病息災を念じること。
当日、妙楽寺では、善男善女が各自1本ずつ、きゅうりを持参。それぞれ病名を書き込んだ紙を、きゅうりに巻きつけて供え、岩西住職が祈祷をとり行い、きゅうりで体の悪いところをなでて治癒を祈る。その後、きゅうりは土に埋めるが、自宅に庭のない人は、寺に預けることになる。
また、岩西住職は、2ヵ月に1回の「法話」を、この日に行う一方、橋本市柏原の料理研究家、北村和夫さんが「お斉(とぎ)」=祈祷後の宴=として、特別にきゅうり料理を振舞うことになっている。
祈祷料は、きゅうり1本につき300円。寺では「きゅうりは各自ご持参ください」と言っている。問い合わせは妙楽寺(0736・32・1810)。
更新日:2011年7月10日 日曜日 11:12