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へら竿や再織…展示即売、橋本駅前観光案内所

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へら竿の展示コーナー(はしもと広域観光案内所)
    へら竿の展示コーナー(はしもと広域観光案内所)
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へら竿の展示コーナー(はしもと広域観光案内所)
    所狭しと並ぶパイル織物などの特産品
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橋本駅の駅前にある「はしもと広域観光案内所」
    橋本駅の駅前にある「はしもと広域観光案内所」

和歌山県橋本市古佐田のJR南海橋本駅の駅前にある「はしもと広域観光案内所」(橋本市観光協会)が、紀州へら竿やパイル織物などの、郷土の特産品を展示即売していて、近畿一円から訪れる観光客から、好評を博している。同協会の松尾忠子さんは「市内観光のことなら、どうぞ気軽に立ち寄ってください」と明るい笑顔で話している。
同案内所は2008年12月、橋本駅から駅前の「農協ビル」1階に移転改装オープンした。その理由は、「観光客に喜ばれるように、郷土の特産品を展示したい」という目標を持ち、たまたま駅舎のバリアフリー化工事を控えていて、農協ビルが空き家になったことからだった。
移転改装オープンから3年半。観光案内所には現在、日本一の生産を誇る紀州製竿組合の竿師が作ったへら竿や、市内高野口町のパイル織物、この地方の木工芸品、加工食品などを所狭しと陳列した。
たとえば、展示中のものでは最高17万3250円のへら竿や、パイル織物で1500円のキッチンマット、再織の1250円の巾着、500cc1000円の入浴芳香剤(ヒノキ)、90グラム580円の南高梅の梅干、50グラム1260円のナタ豆茶、90グラム300円の「はたごんぼあられ」など、どれをとっても、素敵な土産品ばかり。
また、橋本市のマンホールのデザイン(紀ノ川とアユとサクラ、特産品の柿、市花のサツキ)を、そのまま浮き彫りした煎餅(せんべい)は、6枚入り250円、16枚入り600円で展示即売されている。
観光協会の村上妙美さんは「皆さん、ここに来られて、格安のキッチンマットに魅かれたり、日本一の柿の名産地と気づかれたり。また、高野口町の再織の素晴らしさに驚かれています」と話した。松尾さんは「市内観光に『どこがいいですか』と聞かれたら、マイカーか、電車かによって異なりますが、隅田八幡神社や利生護国寺、妻の社(もり)などを薦めています。ただ、妙楽寺の古い門や石段、橋本駅前周辺の、変わりつつある町並み、紀ノ川や橋本川もいいと思います」と親切に案内。観光客に「気持ちがいい」と喜ばれている。問い合わせは橋本市観光協会(電話0736・33・3552 ファックス0736・33・3984)へ。


更新日:2011年5月15日 日曜日 21:52

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