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テニスコートさよなら練習、取り壊し控え児童ら

    テニスコートとお別れ練習に励む女子選手
    テニスコートとお別れ練習に励む女子選手
    テニスコートとお別れ練習に励む女子選手
    間もなく消え行く運命のデニスコート
    白川代表と世話になったテニスコートで記念撮影する選手たち
    白川代表と世話になったテニスコートで記念撮影する選手たち

6月に取り壊される予定の和歌山県橋本市矢倉脇の元・国民宿舎「紀伊見荘」の付帯施設「テニスコート」で、5月3~5日、約16年間にわたって硬式テニス練習を重ねてきた大阪府泉大津市の「テニスエナジー」(白川雅昭代表)の小・中学生選手10人が、最後の練習で、コートに別れを告げた。
このコートは全天候型のハードコート3面。約40年前に橋本市が「紀伊見荘」とともに設置し、地元住民でつくる振興協会が運営してきた。昨年からは「テニスエナジー」が管理・運営したが、市がコートを田畑に原状回復して、地主に返還することを決め、同テニスコートは消える運命になったという。
「テニスエナジー」に所属する選手たちは、大阪、奈良、和歌山の3府県に住む小学2年~中学2年の男女で、毎週月~金曜日、雨の日以外は、このコートで練習を重ねてきた。近畿大会や大阪、和歌山の府県大会では、常に優勝か上位入賞する強豪で、プロの山本愛選手らを輩出している。
白川さんが間もなくコート撤去工事が始まると聞き、「もう一度だげ、子どもたちに練習を」と頼みこんで、短期練習が実現した。「テニスエナジー」の選手たちは、連休終盤の3日間、午前9時から午後5時まで、コート3面を使い、たっぷり練習に汗を流した。途中、大阪ジュニアサテライト第17回コスパ神崎川大会に出場、準優勝を飾った橋本市内の小学5年生・戎七星さんの活躍ぶりが、白川さんの携帯電話に入ると、選手たちは「いいぞ」と歓声を上げた。また、近くの山歩きを楽しむ選手もいた。周囲は新緑の山々が美しく、鯉のぼりも風に吹かれ、すがすがしい「お別れ練習」となった。
白川代表は、すでに土曜、日曜日は、かつらぎ町のかつらぎ公園スポーツセンターのテニスコート(グリーンサンド4面)で、プロ選手を目指す選手らを鍛え、その他の日は、大阪府堺市南区鉢ケ峯の泉ケ丘テニスクラブのコートで「テニスエナジー」の選手たちを育てている。白川代表は、選手たちとともに、「世話になったテニスコートに感謝し、プロ選手を目指して、練習に打ち込みます」と心に誓った。

更新日:2011年5月5日 木曜日 19:19

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