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風に揺れる「九尺藤」連休初日の子安地蔵寺
「関西花の寺25か所」の1つ、和歌山県橋本市菖蒲谷の高野山真言宗・子安地蔵寺(島田弘恭住職)で、4月29日、名物の藤の花が咲きはじめた。まだ、二分咲き程度だが、連休初日の好天とあって、京阪神方面から大勢の観光客が訪れ、静かに藤の花房を見上げていた。
同寺の境内には、花房が約1メートル以上にもなる「九尺藤」など、8種類24本の紫や赤、白などの藤が栽培されている。今は、九尺藤が咲き始めたところたが、藤棚から垂れる紫の花房が美しく風にそよいでいる。
今年の「藤むすめ」に決まった会社員・木村美香さん(23)と大学生・木村伊公子さん(21)の2人は、観光客らに、寺や藤の花についてやさしく説明。観光客らは、藤の花と藤むすめの姿を、盛んにカメラに収めていた。「藤むすめ」の撮影会は4月30日と5月3日の両日、午前10時と午後3時の各2回開かれる。入山料は300円(中学生以上)。問い合わせは同寺(0736・32・1774)へ。
更新日:2011年4月29日 金曜日 16:29