ニュース & 話題
鳥インフル吹っ飛ばせ、橋本で「こんなんでました市」
不況風を吹き飛ばそうという橋本商工会議所主催の「はしもとアウトレット こんなんでました市」が3月6日、橋本市市脇の同会館で開かれ、橋本・伊都地方をはじ大阪・奈良方面から来た大勢の家族連れらでにぎわった。心配された近郊の「鶏インフルエンザ」もこの日で一段落し、1階には「ひねメニューは安心、安全です」と書いた看板を設置。駐車場テントブースでは、橋本地方の「ひねどり」」のおいしさをアピールする「ひねメニューコレクション」が予定通り催された。昨年の「ひねメニューコンクール」で、グランプリに輝いた「ひねももの炭火焼」や、準グランプリ「ひねすきうどん」をはじめ、同会議所自慢の「ひねめし」など計5種類を販売。あたりはいいにおいに包まれ、家族連れらは「かたいけど、とてもおいしい」とニコニコ顔。岸田俊規・同会議所専務は「実際に安全であり、これで風評被害を吹っ飛ばしたい」と強調した。また、5階では「いとおかしクラフトマンシップ」を開き、郷土の木工、陶芸、染色など16人の工芸作家が作品を展示即売。子どもたちが組小細工や花小物作りを体験し、楽しい雰囲気でいっぱい。8・6階全フロアでは、18事業所が家具や縫いぐるみ、アレンジフラワー、生活用品、加工食品などを大廉売し、いずれも飛ぶような人気ぶり。1階のレストラン「ラポール」、喫茶「茜」や、各階会場に設けられた喫茶コーナーでは「きょうは暖かくてよかった」などと、会話が弾んでいた。畑野富雄・同会議所会頭は「まさに『こんなんでました市』です。まちおこしに役立ってほしい」と話した。
更新日:2011年3月6日 日曜日 20:11