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「お天気ありがとう、世界平和もお願い…」高野山真言宗・生蓮寺(五條市二見)てるてる坊主にこにこ花蓮あざやか♪

花蓮(はなはちす)や「てるてる坊主」で名高い、弘法大師・空海ゆかりの奈良県五條市二見の高野山真言宗・生蓮寺(しょうれんじ)は、梅雨明け後の7月上旬、大勢の参拝・観光客が訪れ、てるてる坊主や花蓮(はなはちす)に手を合わせ「お天気ありがとう、世界平和もお願いします」と祈っていた。

同寺は和歌山県橋本市の隣市、JR和歌山線・大和二見駅近くにある。平安初期に嵯峨天皇の皇后様の安産祈願所として創建され、御本尊は地蔵菩薩。空海が高野山開創時に立ち寄り、本尊胎内に手彫りの小地蔵を安置して「晴天を祈った」との伝承から「晴れ祈願の寺」として名高い。

今夏も山門わきや境内全域で、赤や白、ピンクの鉢植えの蓮が瑞々しく、つぼみも次々に開花。山門や本堂の軒先などでは、全国の尊崇者から奉納された無数の「てるてる坊主」が掲げられ、まばゆい真夏日を浴び、涼風に吹かれながら、にっこり微笑んでいる。

訪れる家族連れや、友人グループは先ず、本堂前で手を合わせ、世界平和・家族安泰を祈り、てるてる坊主を見上げながら「梅雨明け」に感謝。てるてる坊主と花蓮の神々しさに心和ませながら、スマホ撮影などに心込めていた。

写真(上)は無数のてるてる坊主を楽しむ家族連れ。写真(中)はお地蔵様の前で満開の蓮の花。写真(下)は御本堂と境内に飾られた花蓮風景。

[蓮の花の俳句21句紹介]

くれなゐの蓮鑑真のために咲く(津田清子)

うす縁や蓮に吹かれて夕茶漬(一茶)

夕立の来べき空なり蓮の花(芥川龍之介)

星ばかり見ないで蓮が開くから(中村苑子)

白う咲きてきのふ今日なき蓮かな(渡辺水巴)

白蓮や浄土にものを探す風(中村草田男)

眼中の蓮も揺れつゝ夜帰る(西東三鬼)

うち日さす都べ淋し蓮の花(久保田万太郎)

放生会蓮の茶店の旅人かな(久保田万太郎)

うっくっと蓮の奥より誰がこゑ(高澤良一)

定年や遠目の蓮の吹かれざま(高澤良一)

ほのぼのと舟押し出すや蓮の中(夏目漱石)

一つづつ夕影抱く蓮かな(高浜虚子)

大紅蓮大白蓮の夜明かな(高浜虚子)

兵送る旗に茎上ぐ花蓮(長谷川かな女)

昼中の堂静かなり蓮の花(正岡子規)

蓮の花さくや淋しき停車場(正岡子規)

朝風やぱくりぱくりと蓮開く(正岡子規)

白はちす夕べは鷺となりぬべし(三好達治)

月の面に蓮高々と舟進む(五十嵐播水)

家鴨寄るときひるがへる花蓮(石原八束)


更新日:2026年7月13日 月曜日 12:40

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